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スマートスピーカー/ディスプレイは高齢者にやさしいデバイス
~Google、敬老の日に合わせたセールキャンペーンを実施
2019年9月13日 16:14
Googleは、「シニアが使うスマートディスプレイ・スマートスピーカー」と題したメディア向けセミナーを開催した。
敬老の日に合わせ、同社は直販サイトにて通常15,120円の7型スマートディスプレイ「Google Nest Hub」を、3,500円引きの11,620円にて購入できるキャンペーンを実施。数量限定で、ギフトパッケージのプレゼントも行なっている。
説明会では、同社は日本では全世帯のうち2つに1つは65歳以上の高齢者がおり、全世帯の半数が高齢者と暮らしているのが現況であると紹介。
そういった状況のなかで、ITデバイスとして、スマートスピーカーの操作性は高齢者にもやさしいとアピールした。
スマートスピーカーでは、話しかけるだけで簡単かつハンズフリーで検索したり、スマート家電の導入で自宅の快適さを向上したり、音楽やラジオを楽しむことができる。
なかでもスマートディスプレイの場合には、思い出を共有できるデジタルフォトフレームとして評価が高いという。従来の単機能デジタルフォトフレームでは、microSDなどの写真を表示するため新しい写真の追加が面倒だったり、バッテリ交換の手間などがあったが、Nest HubならGoogleフォト経由で新しい写真を自動で追加でき、AC電源のためバッテリなどを意識する必要もないとした。
また忘れ物の予防としてタスクリストを管理させるのも便利な使い方として紹介。本人以外に、離れて暮らす家族などがタスクを追加することも可能で、薬の飲み忘れなどを防げるとした。
セミナーに登壇した「世界最高齢プログラマー」として知られる若宮正子さん(84歳)は、音声操作のため起き上がれなくなってからも使えるという点や、「何度聞き返しても文句を言われることがない」などユーモアを交えたスマートスピーカーの利点を語った。