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GIGABYTE、「AORUS」ブランドで国内ゲーミングデスクトップPC市場に参入

ミドルレンジモデルのAORUS GPC-01R

 CFD販売株式会社は、台湾GIGABYTE Technology製パーツを使用したゲーミングPC「AORUS Gaming PC」2製品を発売する。9月12日より予約受付を開始し、19日より発売する予定。取り扱い店はTSUKUMO、パソコン工房および直販。

 将来的にはBTO PCとして展開されるが、今回発売されるのは固定仕様の上位モデル「AORUS GPC-01S」と中位モデル「AORUS GPC-01R」の2製品。価格は未定ながら、CFDによれば上位モデルが36~7万円、18万円前後を見込む。

上位モデル「AORUS GPC-01S」

 上位モデル「AORUS GPC-01S」は、Ryzen 7 3700X(8コア/3.6GHz)と、1,770MHzにOCされたGeForce RTX 2080 Ti搭載ビデオカード「GV-N208TAORUS X-11GC」を採用したハイエンドゲーミングPC。

 マザーボードに「X570 AORUS PRO」を採用し、DDR4-3200メモリ8GB×2、PCIe 4.0接続の1TB NVMe SSD「GP-ASM2NE6100TTTD」を搭載。電源は80PUS GOLD認証取得の750Wで、OSにWindows 10 Homeを搭載する。

 インターフェイスはUSB 3.2×3(1基Type-C)、USB 3.0×5、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet(Intel NIC)、音声入出力。

 本体サイズは211×469×458mm(幅×奥行き×高さ)。

中位モデル「AORUS GPC-01R」

 ミドルレンジモデルの「AORUS GPC-01R」は、Ryzen 5 3600(6コア/3.6GHz)とGeForce RTX 2060搭載ビデオカード「GV-N2060OC-6GD」を採用したPC。

 マザーボードに「B450 AORUS ELITE」、CFDブランドのDDR4-2666メモリ8GB×2、CFDブランドのPCIe 3.0接続512GB NVMe SSD+2TB HDDを搭載。電源は80PLUS BRONZE認証取得の650Wで、OSにWindows 10 Homeを搭載する。

 インターフェイスはUSB 3.0×5、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet(Intel NIC)、音声入出力。本体はGPC-01Sと共通。

上位モデルの実機写真
周辺機器
メモリとCPUクーラー、ビデオカードが輝く

 4つのグレードに分けて製品展開される予定で、PCの組み立てはバッファローのNAS製品を手掛けている株式会社 藤田製作所の国内工場で行なわれ、厳しい品質検査試験をパスしたものが出荷されるという。

AORUS+ジャパンビルドの信頼性
性能と信頼性、高品質
GIGABYTE製パーツで統一された選びやすさ
4つのグレードで展開
ラインナップ
製造から配送までの流れ
国内工場で組み立て
厳しい品質検査を実施
コンセプト
提供価値

 Tony Liao氏(Vice President, Enterprise Sales, Channel Solution Business Unit, GIGABYTE)は、GIGABYTEでは高品質なゲーミングブランドとしてAORUSを展開しており、それらを集約したゲーミングシステムがAORUS PCであると紹介。

 現在のゲーミングPC購入におけるトレンドは、パーツ個々で買うよりも完成形のシステムとして購入されることが多いと述べ、今回のCFDとの提携では、企画から組み立て、販売、アフターサポートまで包括的な協力体制を構築し、最高のゲーミング体験を提供すると語った。

Tony Liao氏(Vice President, Enterprise Sales, Channel Solution Business Unit, GIGABYTE)
GIGABYTEパーツを使用
一部にはCFDの販売するパーツも使われる
PCケースもAORUS
CPUクーラーも
仕様詳細
周辺機器セット
ディスプレイ