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iOS版OneDriveのUIが刷新。PDFの注釈追加がラクになるなど使い勝手向上

iOS向けOneDrive

 米Microsoftは7月17日(現地時間)、iOS向けOneDriveのUIを変更した。検索ボックスを備えたOutlookアプリのようなヘッダや、閲覧性向上のためにファイルリストのフォントサイズやカラーを変更するなど、使い勝手の面で改善が図られた。

 Microsoftは最近のWindows 10において「Fluent Design」というデザインを取り入れており、今回のOneDrive for iOSにもそれが適用された格好だ。前述のファイルリストの改善だけでなく、最近使用したファイルにスキャンおよび閲覧したPDFが追加されるようになるなど、細かい部分にも手が入った。

 また、PDFに注釈をつける機能も改善され、アプリ画面の下部にはペンの種類やハイライトの色、消しゴムなどが選択できるようになっており、スマートフォンといった小型端末でも簡単にPDFに印をつけられるようになった。これらの機能はAndroid版にも適用される予定。

 このほかにも設定画面はシンプルに見やすくまとめられ、通知設定をアカウントごとにグループ化。さらに、カメラアップロードの設定では、動画をアップロードするかどうかや、写真の整理方法などが選択できるようになり、設定項目を説明するための「?」アイコンも配置されるようになっている。