Windows 10プレビュー版、通知設定をわかりやすく

通知バナー内に通知を非表示にする設定を用意

　米Microsoftは7月3日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview Build 18932(20H1)をFast ringで公開した。

　 Build 18932ではユーザーのフィードバックに従い、通知設定の改善が行なわれており、「設定」内にある通知の設定項目の場所が見つけづらかったり、設定内容そのものがわかりづらいといった問題に対処した。

　たとえば、通知がデスクトップに表示されたさいに、その通知バナーの枠に埋め込みオプションとして、通知を表示させなくする設定を用意。通知にカーソルを合わせると右側に設定変更のための歯車アイコンが表示される。

　また、アプリごとに通知をバナーで表示させる場合と、アクションセンターに表示させる場合の設定に図を追加して設定を見やすくした。こちらの設定は「通知とアクション」で「送信元ごとの通知の受信設定」に表示されているアプリをクリックしたさいに表示される。

通知のバナー表示とアクションセンター表示の項目に図が追加された

　さらに、通知とアクションにすべての通知をオフにする設定や、通知サウンドの有無、最近通知を行なったアプリ順にリストを並べ替える設定が追加されたほか、アクションセンターから直接通知設定に飛べるボタンが通知センターの右上に用意された。

通知の並べ替え

アクションセンターから通知の設定に飛べる

　なお、これらの変更は一部のInsiderにのみ提供されているため、現時点ではBuild 18932に上げたすべてのユーザーが体験できるわけではない。