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富士通、常時起動を目指して開発した13.3型ファンレス2in1

LIFEBOOK MH75/D2

 富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、2019年夏モデルとして、13.3型コンバーチブル2in1/クラムシェルノートPC「LIFEBOOK MH」シリーズを18日より発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は13万円弱から。

 IntelのYプロセッサを採用した、新シリーズの13.3型モバイルPCで、ディスプレイにはフルHD(1,920×1,080ドット)解像度のIGZOパネルを採用。低電圧CPUの採用によるファンレス設計と、モダンスタンバイへの対応により、「スマートフォンのように使えるPC」を謳う。

 キーボードはフルサイズキーピッチ(19mm)で、1.7mmのストロークを確保し、モバイルノートとしての基本性能も重視されている。

 Core i5-8200Y(2コア/1.3GHz)、LPDDR3-1866メモリ8GB搭載の上位モデル「MH75/D2」は360度回転ヒンジを採用した2in1仕様で、タッチ操作とペン入力に対応。モダンスタンバイ対応により、常時起動でも月々の電気代は約10円程度であることから、テントモードで音声アシスタントを使う「スマートディスプレイ」のような利用も可能としている。

 税別店頭予想価格はMH75/D2が17万円強、Celeron 3965Y(2コア/1.5GHz)とLPDDR3-1866メモリ4GB搭載のクラムシェルノート「MH35/D2」が13万円弱の見込み。

 そのほかのおもな仕様は共通で、256GB NVMe SSD、OSにWindows 10 Homeを搭載。インターフェイスはUSB 3.0×2(1基Type-C)、USB 2.0、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、SDカードリーダ、約92万画素Webカメラ、音声入出力など。

 バッテリはMH75が32Whリチウムイオン、MH35が24Whリチウムイオンで、駆動時間(JEITA2.0)はMH75が約13.8時間、MH35が約10.5時間。

 本体サイズは311.4×215.5×19.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はMH75が約1.24kg、MH35が約1.09kg。