Cyberpunk 2077がレイトレ実装

レイトレーシングを用いたデモの画面

　NVIDIAは11日(米国時間)、ロサンゼルスで開催されているE3において、ポーランドのCD PROJEKT REDと提携を結び、ロールプレイングFPS「Cyberpunk 2077」のオフィシャルテクノロジパートナーとなり、同ゲームでのリアルタイムレイトレーシングの実装に向けて提携すると発表した。

　NVIDIAのGeForce マーケティング責任者のMatt Wuebbling氏は「『Cyberpunk 2077』は、非常に野心的なゲームで、一人称の視点と深みのあるロールプレイングが融合しながら、複雑で没入する世界を作り出しています。NVIDIAでは、レイトレーシングによるリアルな照明が『Cyberpunk』に大きな恩恵をもたらすものと考えています」と述べた。

　また、CD PROJEKT REDのスタジオ責任者のAdam Badowski氏は「レイトレーシングにより、人の密集した都市の環境でどのように光がふるまうのか再現できる。このテクノロジーのおかげで、これまでよりもゲームの舞台である巨大都市にさらなる深みと立体感を持たせることができます」と述べた。

　すでにE3の会場ではリアルタイムレイトレーシングを用いたデモの展示が行われている。