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レノボ、ThinkPadの弟分的ブランドが誕生。13万円台からの本格ビジネスノート「ThinkBook 13s」

ThinkBook 13s ※写真は英語キーボードだが、国内は日本語キーボードのみで展開

 レノボ・ジャパン株式会社は5月29日、新しいThinkブランドのノートPCとして、13.3型クラムシェル「ThinkBook 13s」を発売した。税別直販価格は131,000円から。

 ThinkBookは、ThinkPadシリーズの信頼性や思想を継承したビジネス向けノートPCという位置付けで、持ち運びやすさを配慮した薄型軽量設計や、リモート会議、テレワーク利用などに適した作りが特徴。ThinkPadシリーズの製品よりもリーズナブルにビジネスに適用可能な、働き方改革を推進する1台としている。

 ThinkPad伝統のトラックポイントは備えていないが、電源ボタンへの指紋認証センサー組み込みによるワンタッチのサインイン、カメラのレンズを隠すThinkShutterを装備するなど、セキュリティに配慮しているほか、キーボードはバックライト付きで、ファンクションキーの列にSkypeの通話オン/オフキーなどを実装し、利便性を高めた。

 筐体は金属製で、本体色はミネラルグレーを採用。画面は狭額縁設計で、トラックパッド部分はボタン一体型にするなど、デザイン面ではシンプルさを追求している。

 また、オプションでディスクリートGPUのRadeon 540Xを搭載でき、GPU支援機能を使った画像/映像処理で高い性能を発揮する。このほか、Windows 10 ProやMicrosoft Office Home&Business 2019の選択も可能。保証期間も3年間まで延長できる。

【表】ThinkBook 13sのスペックの一例
型番20R90053JP20R9004YJP
CPUCore i7-8565U(4コア/8スレッド、1.8~4.6GHz)
GPURadeon 540X(メモリ2GB)Intel UHD Graphics 620
チップセット-
メモリDDR4-2400 16GBDDR4-2400 8GB
ストレージNVMe SSD 512GBNVMe SSD 256GB
光学ドライブ-
ディスプレイ13.3型フルHD非光沢IPS液晶
解像度1,920×1,080ドット
OSWindows 10 Home
バッテリ駆動時間約11.6時間約13.1時間
USBUSB 3.1 Type-C、USB 3.0×2
カードリーダ-
映像出力USB Type-C(DisplayPort)、HDMI
無線機能IEEE 802.11ac、Bluetooth 5.0
有線LAN-
Webカメラ100万画素
その他ステレオスピーカー、マイク、音声入出力
付属ソフト-
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約307.6×216.4×15.9mm
重量約1.38kg約1.34kg
税別直販価格191,000円131,000円