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ビット・トレード・ワン、ハンダ付け必須の自作キーボードキット
2019年4月12日 15:27
株式会社ビット・トレード・ワンは、自作キーボード用キット製品「BTO セルフメイドキーボードキット」シリーズを19日より発売する。キーボードのベースやスイッチ、キートップなど計9製品が発売される。
ユーザーの好みでパーツを組み合わせ、オリジナルのキーボードを作ることができるキット。なお、同シリーズは購入後にハンダ付けを含む組み立て作業が必要となるため注意が必要。
キーボードキット
キーボードキットは2モデル展開される。基板やコントローラがセットになったもので、両製品ともにキートップおよびキースイッチは付属しないため、別途用意する必要がある。対応キースイッチはCherry MXおよびKailh Low Profile。インターフェイスはMicro USB。
Ergo42は、56キーを備えた左右分離型のスプリットキーボードのキット。税別店頭予想価格は11,500円前後の見込み。
PCを左右のキーボードの間にPCを配置するといったレイアウトも可能で、特定のショートカットをキーに割り当てられる。コントローラ部が低く設計されており、持ち運びしやすいという。チルトは手前から奥方向および外から内方向に対応する。
片側分の本体サイズは137×105×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約120g。基板は2枚付属する。
ADKB96は、96キーのキーボードキット。税別店頭予想価格は10,500円前後の見込み。
縦が6キー、横が16キーのマス目状にスイッチを配置するタイプのキーボードベース。同梱のスタンドを使ってチルトにも対応する。
本体サイズは310×115×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約300g。
キースイッチセット
Cherry MX製キースイッチのセット。青軸/青軸/茶軸の3種類が用意され、税別店頭予想価格はすべて800円前後の見込み。
複数の軸種を組み合わせて使えるよう10個で1セットでの販売となる。なお、キートップは付属しない。
押下耐久性は赤軸が2,000万回、青軸/茶軸が5,000万回以上、ストロークは0.4~4mm。押下圧は赤軸が45±20g、青軸が50±15g、赤軸が46±15g。取り付けピッチは19.05mmで、ハンダごての耐久温度は260度で5秒間まで。
キートップセット
Cherry MXスイッチなどに対応する無刻印のキートップセット。本体色はブラックとホワイトの2種類で、税別店頭予想価格はどちらも2,480円前後の見込み。
104個のABS製キートップが入っている。キーの傾きが段によって異なるシリンドスカルプチャ方式を採用し、取り付け位置を変えることで好みの傾斜にできる。
対応キーボードは81/87/104標準キーボードで、互換スイッチはCherry MX/Kailh/Gateron。