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ASUS、3万円台でSnapdragon 660と5,000mAhバッテリ搭載の「ZenFone Max Pro(M2)」
2019年3月8日 15:04
ASUSは、大容量バッテリ搭載スマートフォン「ZenFone Max」シリーズを一新し、15日より発売する。税別価格は上位の「ZenFone Max Pro(M2)」(型番:ZB631KL)が35,500円、下位の「ZenFone Max(M2)」(型番:ZB633KL)が26,500円。
いずれもSnapdragon 600番台のSoCを搭載し、Antutu Benchmarkで10万点オーバーのスコアを記録。上位のZenFone Max Pro(M2)ではGPUスコアが27,869になるとしており、ゲームに好適としている。OSにはピュアなAndroidを搭載し、システムのリソース消費を最小限に抑えた。
ZenFone Max Pro(M2)では5,000mAh、ZenFone Max(M1)では4,000mAhの大容量バッテリを搭載し、OTGケーブルを別途用意することでリバースチャージにも対応。Webブラウジングでは22~23時間程度の連続使用が可能。その一方で、重量をそれぞれ175g、160gに抑え、一般的なスマートフォンに劣らない軽量性を実現している。
カメラはAIに対応し、13種類のシーン認識に対応。なお、下位モデルは出荷時からAIが搭載されている状態だが、上位モデルは発売直後のOTAによって対応する。深度測定用カメラを備えており、被写体以外をぼかす機能を備える。アンプにはNXPのアンプ「TFA9874」を搭載するほか、5マグネットスピーカーユニットで高音質を実現するとしている。
いずれもデュアルSIMデュアルVoLTEに対応。トリプルスロットによりmicroSDカードと2枚のSIMの同時利用が可能。100GBのGoogle Drive 1年間利用権も添付される。
直営店ASUS Store Akasakaの設立1周年を記念し、4月30日までスマートフォン買い替えのためのクーポンコードを配布。ZenFone Max(M2)では2,000円、ZenFone Max Pro(M2)では3,000円割引となる。
また、今回よりZenSIMと呼ばれる、ZenFoneと同時購入でのみ入手可能な通信データサービスを直販限定で販売開始する。税別月額利用料金は3GBのミニマムスタートプランが1,600円、6GBのライトスタートプランが2,200円、12GBのファミリーシェアプランが3,260円。
発売を記念し、最初の1年間はそれぞれのデータ容量を3GBに増量するとともに620円割り引く。ZenSIMパッケージを購入し、後日申し込みをしたユーザーを対象に3,000円分のe-GIFTを提供。店頭でZenSIMを約1時間で開通できる特設カウンターを用意し、そこで開設したユーザーに対して初期費用を1円にするとともに、直販で使える1,500円分のクーポンを配布する。
ZenFone Max Pro(M2)
ZenFone Max Pro(M2)は既存のZenFone Max Pro(M1)の後継にあたり、SoCがSnapdragon 636から660(1.95GHz、Adreno 512 GPU内蔵)にパワーアップしている。液晶はノッチ付きとなり、画面占有率を引き上げた。
表面のガラスはCorningのゴリラガラス6を搭載し、高い強度を実現。平均1mの高さから連続15回落としても破損を免れるとしている。背面は波打ったような反射模様が見えるデザインとなっている。
おもな仕様は、メモリに4GB LPDDR4X、ストレージ64GB、2,280×1,080ドット表示対応6.3型液晶ディスプレイ、OSにAndroid 8.1(ピュアAndroid)などを搭載する。
インターフェイスは、Micro USB、microSDカードリーダ、IEEE 802.11b/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0、1,200万画素(ソニー製センサー)+500万画素背面/1,300万画素前面カメラ、音声入出力などを搭載。センサーはGPS、BeiDou、Galileo、QZSS、加速度、電子コンパス、光、ジャイロ、指紋、NFCを備える。
対応バンドは、LTEが1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/28/38/41、WCDMAが1/2/4/5/6/8/19、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。本体サイズは約75.5×157.9×8.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約175g。
本体色はミッドナイトブルーとコズミックチタニウムの2種類が用意される。
ZenFone Max(M2)
ZenFone Max(M2)も既存のZenFone Max(M1)の後継で、SoCがSnapdragon 430からSnapdragon 632(1.8GHz、Adreno 506 GPU内蔵)へと大幅にパワーアップした。液晶はZenFone Max Pro(M2)と同じ6.3型だが、解像度は1,520×720ドットとなっている。
おもな仕様は、メモリに4GB LPDDR3、ストレージ32GB、OSにAndroid 8.1(ピュアAndroid)などを搭載する。
インターフェイスは、Micro USB、microSDカードリーダ、IEEE 802.11b/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0、1,300万画素+500万画素背面/800万画素前面カメラ、音声入出力などを搭載。センサーはGPS、GLONASS、加速度、電子コンパス、光、ジャイロ、指紋を備える。
対応バンドは、LTEが1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/41、WCDMAが1/2/4/5/6/8/19、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。本体サイズは約76.2×158.4×7.7mm(同)、重量は約160g。
本体色はミッドナイトブラック、スペースブルー、メテオシルバーの3種類。