ニュース

カシオ、カーボン素材をふんだんに使った「G-SHOCK」

GWR-B1000

 カシオ計算機株式会社は、カーボン素材を多数採用することで高強度かつシリーズ最軽量を実現した耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”「GWR-B1000」を3月15日に発売する。税別価格は9万円。本体色はブルー×ブラック(型番末尾:-1A1)とグレー×ブラック(同-1A)の2種類。

 航空コンセプトのGRAVITYMASTERシリーズに属する製品。航空機の機体にも採用されるカーボン素材の特性(耐衝撃性、剛性、耐劣化性)を活かした「カーボンコアガード構造」を採用。ケースと裏蓋の継ぎ目をなくして一体化させたカーボンモノコックケースを使用することで、GRAVITYMASTERシリーズ最軽量を実現した。

 また、ケースの強度向上と回路押さえ板の構造を変更し、ケース側面のボタンを覆うガードを省略してもボタンシャフトや基板への直接衝撃を制御できるようになり、G-SHOCKシリーズのイメージを一新するボタンガードレスデザインを実現した。

 バンドもカーボンファイバーインサートバンドを採用し、高い引張耐久力を実現。2次側のボタンにはストップウオッチのダイレクト計測機能を備える。Bluetooth接続や、標準電波受信による時刻修正に対応し、航空ミッションに求められる時刻精度を確保したという。

 耐衝撃性に加え、耐遠心重力性能、耐振動性能、防錆構造を備える。防水は20気圧。ストップウオッチ、タイマー、アラーム、モバイルリンク、バッテリインジケータ表示などの機能を搭載する。電源はタフソーラー。本体サイズは50.1×46.4×16.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約72g。