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GPDの新UMPC、重量440gの6型で有線LAN/シリアルポート装備

 GPDは12日、新しいUMPCがGPDファミリに加わると発表し、Twitter上でティザーを公開したが、GPD製品のDiscordチャンネルで同社のWade社長が自ら新製品の写真を投稿した。

 Wade氏の説明によれば、本機は重量が440gで液晶サイズが6型、フルサイズのHDMI、USB、microSDカードスロット、有線LANポートに加え、レガシーなシリアルポートまで、ひと通りのインターフェイスを備えたエンジニア向け製品だという。

 ファンのオン/オフスイッチを備えており、軽い処理ならファンをオフに、重い処理を長時間継続させる場合はオンにできる。

 製品写真を見るかぎり、タッチパッドはキーボード右奥、左右クリックは左奥に用意されている。タッチパッドのサイズを確保したため、数字キーが2段構成になった変則キーボードであることがわかる。

ストラップホールを装備しているようだ
キーボードは数字がかなり変則的な2段配列だ
Gigabit Ethernetとシリアルポートを装備

 また、液晶は回転しないようで、ヒンジ部が中央のみになっているのは、有線LANとシリアルポートを確保するためだと見られる。

 CPUはGemini Lake世代のCeleron N4100(4コア/最大2.4GHz)となる。IntelのCPU供給不足の問題により、GPDは同CPUを2,000個しか確保できておらず、よって販売数量も2,000台限定としている。

 製品名は「GPD MicroPC」となるようだが、詳細は不明。Indiegogoでのクラウドファンディングは2019年2月19日より開始予定で、製品を入手するための最小出資額は299ドルとなる見込み。

ズボンのポケットに収まるサイズ