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「後でここに締めを挿入」。文書内の備忘録をWordのAIが自動認識しリスト化

 米Microsoftは7日(現地時間)、Wordに文書内の備忘録(To-Do)を認識する機能を追加すると発表した。同日より、Mac用のWord for Office Insider(Fast)のプレビュー版で利用でき、Windows版やOffice 365ユーザーにも順次展開する予定。

 この機能を使うには、「TODO:」のあとに備忘録を入力するだけでよい。たとえば、「TODO:後でここに締めを挿入」と入力すれば、Wordが自動でそれを認識し、リスト化して再度文書を開いたときに提示してくれる。

 また、複数人と文書を共有して編集している場合、@ユーザー名でそのユーザーに編集を委ねることができ、Wordが自動的にそのユーザーに対し編集を促す通知を出すこともできるようになっている。

 将来的にはより多くのAI機能を取り入れ、Microsoft Searchの機能を利用することで、「四半期売上高のチャートを挿入する」といったことをWordが提案するようにするという。