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天板にも画面を搭載した2画面クラムシェルAndroidスマホ
2018年11月6日 18:54
英Planet Computersは、デュアルディスプレイ搭載のクラムシェル型Androidスマートフォン「Cosmo Communicator」を、クラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募りはじめた。20万ドルの目標額はすでに達成しており、製品を入手するための最小出資額は549ドル。
同社はこれまでに「Gemini PDA」を開発/製造/販売した実績があるが、Cosmo CommunicatorはそのGemini PDAの上位モデルだと言える。5.99型のディスプレイとキーボードつきクラムシェルでありながら、新たに天板に2型のAMOLEDディスプレイを搭載し、閉じたままでも着信や通知の表示といったことができるようにした。
加えて、新たに2,400万画素の背面カメラと、500万画素の前面カメラを搭載し、写真を撮影できるようになった。一般的なスマートフォンにより近い使い方が可能になったと言える。キーボードも新たにバックライト搭載となり、夜間も使用可能になった。
OSにはAndroid 9を搭載するほか、Sailfish OSやDebianといったLinux OSをサポートし、マルチブートオプションを提供するとしている。
搭載SoCはMediaTekのHelio P70(8コア、Cortex A73+A53、Mal G73-MP3 GPU)で、メモリは6GB、ストレージは128GBと比較的ハイスペック。ディスプレイはメインが2,160×1,080ドット表示対応の5.99型、天板のサブが570×240ドット表示対応の2型。
インターフェイスは、USB Type-C×2(OTG、変換によるディスプレイ出力も対応)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2などを搭載。Cat.7 DL/Cat.13 ULのLTEモデムも内蔵し、デュアルSIM+eSIMによる4G通信もサポートする。
本体サイズは171.4×79.3×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は320g。バッテリは4,220mAh。