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日本HP、世界初の“革をまとった”13.3型2in1「Spectre Folio」

~4,096段階筆圧と傾き検知対応ペン入力対応

Spectre Folio 左がボルドーバーガンディ、右がコニャックブラウン。国内モデルのコニャックブラウンは日本語配列キーボードを搭載する(ボルドーバーガンディは英語配列の予定)

 株式会社日本HPは、13.3型「Spectre Folio」を12月初旬より発売する。税別直販価格は169,800円から。

 クロム鞣しによる「フルグレインレザー」を外装に採用したPC。柔らかいレザーを使用することで、クラムシェルノートからメディアモード、タブレットモードまでのポジションをスムーズに切り替えて利用できるとする。

 メディアモードでは、膝の上でもPCが安定するようにキーボードをしまい込むことが可能。またタブレットモードでは、「HPアクティブペン2」による4,096段階の筆圧検知、傾き検知対応のペン入力をサポートする。

 本体色にはコニャックブラウンとボルドーバーガンディ(2019年早春に発売予定)の2色を用意する。

 CPUにはYシリーズの第8世代Core i5/i7を搭載。メモリは最大8GB、ストレージは最大1TB SSDで、Windows Helloによる顔認証や、最大19時間駆動の大容量バッテリ、前面に配置されたBang & Olufsenクアッドスピーカーなども備える。

 そのほか、製品のおもな仕様は以下のとおり。

Spectre Folioの仕様
モデルベーシックスタンダード
OSWindows 10 Home
ディスプレイタッチ/ペン対応13.3型フルHD IPS液晶ディスプレイ、400cd/平方m
CPUCore i5-8200Y(2コア/4スレッド、1.3GHz)Core i7-8500Y(同、1.5GHz)
GPUIntel HD Graphics 615
メモリLPDDR3-1866 8GB
ストレージ256GB NVMe SSD512GB NVMe SSD/1TB NVMe SSD
ネットワークIEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2
インターフェイスThunderbolt 3×2、USB 3.1 Type-C、microSDカードリーダ、約200万画素Webカメラ(顔認証対応)、クアッドスピーカー(Audio by Bang & Olfsen)、マイク、音声入出力
バッテリ駆動時間最大19時間
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約321×236×15.9~17.2mm
重量約1.48kg
本体色コニャックブラウン
税別価格169,800円~
左からコニャックブラウン、ボルドーバーガンディ
ディスプレイ反転時
側面
クラムシェルとして自立する
テントモード
日本語配列キーボード
付属ペンは充電式でType-Cポート搭載

 都内で開催された製品発表会には、米HP パーソナルシステムズ デザイン部門 グローバル責任者のステイシー・ウルフ氏が登壇。

 Spectreブランド製品の開発においては、ビジネスPCとホームユースPCを切り分けて考えるのではなく、PCの未来として1つに捉えていると説明。仕事の時間と個人の時間の両方を合わせた「One Life」で使える、そういった製品を目指したと語った。

 2015年には、スマートフォンの急速な普及などを理由に「PCは死んだ」と言われていたが、実際にはそうはなっていないとして、HPではPCをより洗練されたものにすることを目標に、プレミアムを変革し、期待を超えた新たな創造をもたらすものとして今回の新製品を開発したと説明。

米HP パーソナルシステムズ デザイン部門 グローバル責任者 ステイシー・ウルフ氏
“PCは消えていく、そして戻ってはこない”
変革と再定義、創造がブランドコンセプト

 製品のデザインコンセプトは、「モダンヴィンテージと技術の融合」で、遊びから仕事まで使える製品になっていると説明。

 Spectre Folioの特徴である革について、同氏は「プレミアムPC=アルミ筐体」という風潮があると前置きし、そこに変革をもたらすためであるとし、革を選択した具体的な理由としては、「時を超えて色褪せない」素材であり、美しさと機能性を備えているとして革に行き着いたという。

モダンヴィンテージとテクノロジーの融合
モードを切り替えられる
論点を変える
時を超えても色褪せない素材
レザー
高級ブランドのハンドバッグと同じ加工
ボルドーと深みのあるバーガンディーの組み合わせ

 開発にあたっては、デザイン面だけでなくテクノロジーの限界にも挑んでいるとアピール。搭載されているバッテリは、本体フットプリントの7割を占めており、18時間超のバッテリ駆動で1日通して使えるという。

 バッテリ領域を確保するため、Intelと協力しマザーボードの小型化に注力。Core iプロセッサ搭載としては、世界最小のマザーボードを開発したとした。

 ペン対応にも力を入れ、4,096段階の筆圧検知と傾き検知に対応しており、デザイナーであるウルフ氏自身が満足いくスペックになっていると語った。

Manufacturingを再定義
MANU CRAFT URING
テクノロジーの限界に
バッテリは本体フットプリントの7割を占める
1日使える
18時間超の駆動時間
Intelと協力し業界最小のCoreプロセッサ搭載マザーボードを開発
定規サイズ
ペン対応
傾き検知
製品のまとめ

 同社では、元ワールドカップ日本代表の中田英寿氏オフィシャルコンテンツ「ReVALUE NIPPON」とのコラボレーションプロジェクトも実施。詳細は特設サイトにて掲載される予定。

発表会には、元ワールドカップ日本代表で、株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY代表 兼 一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATION代表理事 中田英寿氏も登場した