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高級感あふれるフルグレインレザーの13.3型2in1「HP Spectre Folio」

HP Spectre Folio

 米HPは10月1日(現地時間)、外装とパームレスト部分に高耐久フルグレインレザーを採用する、ラグジュアリーデザインの13.3型2in1「Spectre Folio」を発表した。

 米国直販価格は1,299.99ドルからで、国内販売も予定されている。本体色はコニャックブラウンとボルドーバーガンディの2種類を用意する。

 360度回転式のヒンジを備えた2in1などとは異なり、天板の革カバー部分をくの字形に折ることで、底面とキーボード面はそのままの状態でタブレットモードに移行できる。そのため、クラムシェルとタブレットモードの切り替えにおいて、本体を持ち上げる必要がなく、片手でも操作が行なえる。

 Wi-FiモデルとLTEモデルを用意し、後者はIntel CPUベースのノートPCでは世界初とするGigabit LTEを搭載。Microsoftが推進しているAlways Connected PCとして運用でき、2基のeSIMを備えている。また、オプションでNano SIMスロットも実装できる。

 CPUにはTDP 5WのIntel第8世代Yプロセッサを採用し、ファンレス設計を実現。標準構成時のメモリは8GBだが16GBへ増設できるほか、ストレージは最大で2TB SSDに変更可能。ディスプレイは輝度300cd/平方mのものから、1Wの低消費電力400cd/平方mのものを選ぶことができるほか、年内には4Kディスプレイも選択可能になる予定。

 このほか、Bang & Olufsenのクアッドスピーカーを前面に搭載。スタイラスペンも付属している。

 Wi-Fiモデルのおもな仕様は、CPUがCore i5-8200Y(2コア/1.3GHz、HD Graphics 615)、LPDDR3-1866 8GB、NVMe SSD 256GB、13.3型フルHD IPS液晶(Corning Gorilla Glass 4)、OSはWindows 10 Homeを搭載。LTEモデルでは、CPUがCore i7-8500Y(2コア/1.5GHz、HD Graphics 615)となっている。

 インターフェイスは、USB 3.0 Type-C(DisplayPort Alt Mode、Power Delivery対応)、Thunderbolt 3×2、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、赤外線対応Webカメラ(フルHD解像度)、音声入出力などを装備。

 本体サイズは約320×234×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.48kg。54.28Whのリチウムポリマー電池を内蔵し、バッテリ駆動時間は最高で21時間以上(ビデオ再生時)、LTEモデルは同15時間以上となっている。