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ADATA、メモリのオーバークロックを専門に研究するラボを開設

XPG SPECTRIX D80

 ADATA Technologyは24日(日本時間)、メモリのオーバークロックを専門にする研究施設「XPG Overcloking Lab」(XOCL)を台湾本社に設立すると発表した。

 メモリの速度の限界を超えるための新しい技術や方法を模索して研究を行なう施設で、メモリメーカーとしては世界ではじめての設立になるという。

 同社ではメモリの未来のオーバークロックの姿は、空冷や液冷を超えたその先にあると考えている。XOCLの目的はそういった新技術を研究し、XPGブランドの製品に採用できる新しい方法を見つけ出し、拡大する高クロックメモリ需要に応えるとしている。

 また、XOCLではほかのハードウェアメーカーやオーバークロッカーとのパートナーシップを強化するという。前例として、2018年夏にはMSIと協力し、XPG SPECTRIX D80で5,531MHzのクロックを達成した。