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Microsoft、Office Lensのモバイルアプリ向け新機能

 Microsoftは、ドキュメントスキャナアプリ「Office Lens」が10月行なわれたアップデートについてOffice 365 Blogで紹介している。

 今回紹介されているアップデートは4つ。おもにAndroid向けアプリでのアップデートとなる。

 1つ目は「Immersive reader」という機能のAndroid向けアプリへの対応。これはOffice Lensを使ってスキャンしたコンテンツを読み上げる機能で、iOSやWindowsなどほかのプラットフォームではすでに対応していたものがAndroidにも対応した。スキャン完了後にImmersive readerを選択して開くと、読み上げている部分のハイライト表示、フォントサイズの変更、読み上げ速度の調整などが可能。なお、現時点では英語のみ対応する。

 2つ目もAndroid向けで「Tap to Select」という機能。スキャンの範囲内にあるドキュメントをタップすると、自動的にドキュメントの周囲を切り抜くように範囲選択される。スキャン範囲内に複数のドキュメントが並んで映っている場合に便利な機能となっている。

 3つ目は「Snap to Edge」という機能。スキャンしたドキュメントを手動でクロップするさいに、自動的にドキュメントの境界にクロップする範囲を合わせてくれる。複数のドキュメントが重なり合っている場合などでもクロップ調整が簡単になり、こちらもAndroid向けアプリのアップデートとなっている。

 4つ目は「Text annotations」という機能で、こちらはiOS向けのアップデートとなる。スキャン後のドキュメントに注釈をつけられる機能で、注釈は複数のスタイルと色が選択できる。なお、この機能についてはすでにAndroid向けにリリースされたものとなる。

 これらのアップデートはGoogle PlayおよびApp Storeにて配信済みで、アプリのアップデートを適用することで使用可能となっている。