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AI/クラウド機能を利用できるロボット開発向け「Windows for ROS」が試験提供
2018年10月1日 13:34
米Microsoftは9月28日(現地時間)、ロボット開発用のオープンソースなライブラリ/ツールであるROS(Robot Operating System)向けに「ROS1 for Windows」の試験的な提供を開始した。64bit版のWindows 10のデスクトップ版およびWindows 10 IoT Enterpriseにて動作する。
ROS1 for Windowsでは、同社開発環境のVisual Studioのツールセットと連動するリッチなAIやクラウド機能を利用可能。同社はインテリジェントエッジ時代を見据え、Windows Machine Learning、コンピュータビジョン、Azure Cognitive Services、Azure IoTなどの機能によって、将来のロボット開発に大きな進歩がもたらされるとしている。
なお、まもなく次のバージョンとなる「ROS2」の提供もはじまるという。