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Google Playのポイントサービスが日本で開始。コンテンツ購入やゲームインストールで付与

Google Play Points

 Googleは9月18日、ポイントサービス「Google Play Points」の国内提供を発表した。

 現時点では日本で独自に展開されるサービスとなり、Google Playにてアプリ/ゲーム/音楽/映画/電子書籍などといったあらゆるコンテンツの購入や、対象となるアプリ/ゲームをインストールするだけでもポイントを溜めることができる。

 溜まったポイントはさまざまな特典と交換可能で、Google Playクレジットや、パズル&ドラゴンズの魔法石、モンスターストライクのオーブなどのゲーム内通貨が入手可能。獲得ポイントに応じた段階的な会員レベルも用意されており、レベルが上がることでポイント付与率の上昇や特定の特典の取得につながる。

 Google Play Pointsは、本日から数日で導入され利用は無料。入会特典として、利用開始から最初の7日間限定で100円につき3ポイントが付与されるキャンペーンが実施される。

現時点では日本のみが対象。おもにゲームでの利用を想定

 Googleは本サービスの提供開始にともない、都内にて記者発表会を開催し、同社でLifecycle Programs & Partnerships Directorを務めているEunice Kim氏が説明を行なった。

GoogleでLifecycle Programs & Partnerships Directorを務めるEunice Kim氏

 Kim氏は冒頭で、Android OSが10周年を迎え、20億台以上のAndroidがアクティブに使われていること、昨年比でゲームのインストールが2倍に伸びたこと、190カ国で2億5千万個ものアプリがダウンロードされていることなど、Google Playにおける順調な推移をアピールした。

 そして今回、日本を対象にGoogle Play Pointsをはじめた理由として、Google Playにとって日本市場の勢いは非常に好ましいものであり、日本のユーザーへの感謝の気持ちの現われであるとする。日本ではポイントプログラムが多数展開されており、ポイントの取得でユーザーが喜んでくれることや、ゲームを中心とする強力な開発者の存在も大きいという。

 冒頭で述べたとおり、Google Play Pointsでは会員のレベルがあり、ブロンズ(初期)、シルバー(250ポイント以上)、ゴールド(1,000ポイント以上)、プラチナム(4,000ポイント以上)、ダイヤモンド(15,000ポイント以上)の5種類が用意されている。

Google Play Pointsに用意されている会員レベル

 ポイント付与率は、ブロンズでは100円で1ポイント、ダイヤモンドでは2倍の2ポイントとなる。このほかにも、アプリ内アイテムに使える300円分のクレジット、映画レンタル1本の100円引き、電子書籍用の500円分クレジットなどを利用可能。

 日本ではすべての開発者がGoogle Play Pointsに参加することになるが、今回の発表でパートナーとして挙げられているSEGA GamesやSQUARE ENIX、GungHo Online Entertainmentなどは、通常のポイント以外にもアイテムやディスカウントを展開できることに違いがある。付与するポイントの量はGoogleが決定しているという。

 Google Play Pointsの他国での展開は未定。