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日本HP、容積2.7LでQuadro P600を搭載したワークステーションなど

HP Z2 Mini G4 Workstation

 株式会社日本HPは、容積2.7LでQuadro P600を搭載した小型ワークステーション「HP Z2 Mini G4 Workstation」、スリム型ワークステーション「HP Z2 SFF G4 Workstation」、タワー型ワークステーション「HP Z2 G4 Workstation」を8月下旬より順次発売する。

 最小構成の税別直販価格は順に143,000円、117,000円、126,000円から。

HP Z2 Mini G4 Workstation

 HP Z2 Mini G4 Workstationは容積2.7LでQuadro P600を搭載。従来モデルと比較してグラフィックス性能は2倍となった。また、オプションで上位のQuadro P1000も選択可能となっている。

 省スペース性が特徴で、デスクの下やディスプレイの後ろなどに設置できる。オプションのラックマウントブラケットを利用すれば、標準の2M(42U)ラックに最大56台を集約できる。

 最大6台のディスプレイに出力可能なほか、シリアルポートもオプションで搭載可能。6コアのXeonプロセッサの搭載も特徴。

 最小構成は、Xeon E-2104G(3.2GHz、4コア)、メモリ8GB、Inel C246チップセット、1TB HDD、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。

 インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×4、DisplayPort 1.2×3、HDMI、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、音声入出力などを備える。

 本体サイズは216×216×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.18kg。

HP Z2 SFF G4 Workstation/HP Z2 Tower G4 Workstation

HP Z2 SFF G4 Workstation

 HP Z2 SFF G4 Workstationは幅が100mmのスリムワークステーション。

 最小構成は、CPUにCore i3-8100(3.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、500GB HDD、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。

 オプションでは、Xeon Eプロセッサや最大64GBのメモリ、最大1TBのSSD、光学ドライブ、SDカード、Quadro P400/P620/P1000グラフィックス、Thunderbolt 3、追加のGigabit Ethernet、シリアルポートなどを選択可能。

 拡張ベイはスリム光学ドライブ専用ベイ、2.5インチシャドウ、3.5インチシャドウ。インターフェイスは、USB 3.0×6、USB 2.0×2、HDMI、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

 本体サイズは100×381×338mm(同)、重量は約6.3kg。

 HP Z2 Tower G4 WorkstationはSFFとほぼ同仕様だが、タワー型となったことでQuadro P2000/P4000/P5000といった高性能なビデオカードを選択でき、拡張ベイも5インチ×2、3.5インチシャドウ×2となる。本体サイズは169×435×356mm(同)、重量は約11.4kg。

HP Z2 Tower G4 Workstation