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アイ・オー、パパでも内容が見られない「じぶんフォルダー」が作れるNAS

HDL-TA

 株式会社アイ・オー・データ機器は、管理者権限でも見られない「じぶんフォルダー」が作れる家庭向けNAS「HDL-TA」シリーズを7月末より順次出荷する。

 ラインナップ、出荷時期および税別価格は、1TBモデルが7月末で16,500円、2TBモデルが7月末で19,900円、3TBモデルが8月上旬で23,200円、4TBモデルが8月上旬で26,600円。

 既存の「HDL-T」シリーズの後継となるモデルで、エントリー向けながらCPUを強化し、読み込み速度は76MB/sから97MB/s、書き込み速度は42MB/sから73MB/sに高速化した。

 また、フォルダを作成したユーザーのみが参照できる「じぶんフォルダー」機能を新たに追加。たとえ管理者権限を持った人でもこのフォルダにアクセスができず、プライバシーを保護できる。このフォルダに対し、スマートフォン向けアプリ「Remote Link Files」を使って外出先からアクセスしたり、「Fotoclip」を使って自分だけの写真バックアップを行なうといったことが可能。

 なお、管理者でもフォルダの容量利用状況がわからないほか、HDDは暗号化されているため、万が一パスワードを忘れてしまった場合、事実上データを取り出せなくなるため注意が必要。

 このほか、DLNAに対応したメディアサーバー機能、USB HDDへの差分バックアップ機能、スマートフォンやPCからの簡単設定なども特徴。

 本体背面インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 2.0。作成可能な最大共有フォルダ数は16、作成可能なユーザー数は最大16、推奨最大同時接続台数は8台。ほんたサイズは約43×134×168mm(幅×奥行き×高さ)。