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CPUは「飛騰」でOSは「麒麟」。中国、ExaFLOPS級を目指す「天河三号」プロトタイプ

 中国・国家超級計算天津中心は、5月16日~18日に天津で開かれた「第2回世界智能大会(World Intelligence Congress)」に出展し、このなかで次期スパコン「天河三号」のプロトタイプを展示した。

 リリースによると、天河三号は中国が自主開発したCPU「飛騰」とOS「麒麟」を採用。インターコネクトコも独自開発となっており、「チップからソフトウェアまですべてを完全に国産化」することに成功したという。

 今後は、中国国内のほかのスパコンセンターと共通のプラットフォームを推進するとともに、ExaFLOPS級の浮動小数点数演算能力を持つ天河三号を実現させるとしている。