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Windows 10 April Update 2018適用後、Intel製SSDシステムがクラッシュする問題が発生中

Intel SSD 600pシリーズ

 既報のとおり、4月30日にリリースされたWindows 10の「April Update 2018(RS4、バージョン1803)」の修正パッチであるKB4103721において、不具合が発生しているとの報告が上がっていることをお伝えした(Windows 10“April Update 2018”の修正パッチで起動不能問題発生か)。

 今回これとはまた別の問題として、Intel製コンシューマ向けNVMe M.2 SSDの「Intel SSD 600p」シリーズおよび、ビジネス向けの「Intel SSD Pro 6000p」を使用したシステムにおいて、April Update 2018を適用すると、システムがクラッシュしてしまう問題が発生しているようだ。

 Microsoftの公式フォーラムの投稿によれば、同SSDのシステムでApril Update 2018にアップデートしたさいに、クラッシュが発生し、マシンの再起動後にBIOS(UEFI)画面に突入してしまうという。

 現在Microsoftは、OEMパートナーやIntelと協力し、この問題に取り組んでいるとのことで、同SSDへのApril Update 2018へのインストールがWindows Updateから行なわれないようにブロックしているという。

 Microsoftは、もしもApril Update 2018にアップデートした後にこうした症状が発生した場合は、Fall Creators Update(RS3、バージョン1709)に戻すことを推奨している。