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NVIDIA、GeForce Partner Programを廃止
2018年5月7日 00:00
米NVIDIAは4日(現地時間)、同社がパートナー企業と展開している「GeForce Partner Program」(GPP)を廃止すると発表した。
GPPの目標は、ゲーマーが購入したいと思っているものを正しく理解し、明快な選択肢を提供することにあった。NVIDIAが提供する技術を希望するゲーマーにNVIDIAの技術を届けることを掲げていたという。
GPUはゲーミングプラットフォームにとってもっとも重要であるため、GPPでは、パートナーの各製品のブランドをわかりやすく、つまり、その製品がGeForceを搭載していることを明確に示したうえで提供するよう求めた。これには多くのパートナーが賛同したという。各メーカーはもともとブランドを持っていたが、GPPがそれに変更を求めるようなことはなかったとしている。
しかし一部メディアは、これを反競争的な行為だと批判。NVIDIAは、そういった批判には間違いや誤解も含まれると訴えるが、その誤解を解くよりもGPPの廃止を選択した。
その一方で、いまがGeForceのパートナーになるいい機会だともしており、ゲーミングプラットフォームの急速成長のなか、GeForceはもっとも優れた技術を提供できるとしている。