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日本エイサーのLTE対応Chromebook、“万全な品質の確保を目的に”発売延期

Chromebook 11 C732L-H14M

 日本エイサー株式会社は25日、法人・文教市場向けに4月26日に発売を予定していたLTE内蔵の11.6型Chromebook「C732L-H14M」の発売を、6月下旬に延期した。

 延期の理由は「製品の万全な品質を確保」するためとしており、詳細の発売日は決定次第改めて案内するとしている。

 C732L-H14Mは2018年1月に予告、3月27日に正式発表となったChromebook。NTTドコモの相互接続試験(IOT)を完了したLTE通信モジュールを内蔵するChromebook初の製品で、強化ハニカム構造と、キーボード周りのラバーバンパーを採用し、122cm落下に耐えるMIL-STD 810G準拠の高耐久筐体を採用。水をこぼしても内部が故障しない排水機構やファンレス機構なども特徴。

 おもな仕様は、SoCにCeleron N3350(1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、16GB eMMC、1,366×768ドット表示対応11.6型非光沢液晶ディスプレイ、OSにChrome OSを搭載。

 インターフェイスは、microSDカードスロット、USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0、Micro SIMスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1,280×720ドット対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

 充電はUSB Type-C経由で行なえ、45WのUSB Type-Cアダプタが付属。本体サイズは約302×209×21.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.26kg。