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ASUS、Radeon搭載ビデオカードの新ブランド「AREZ」
~ゲーミングブランドの分割が目的か
2018年4月18日 18:16
ASUSは、新ブランド「AREZ」を公開し、同ブランドよりビデオカード製品を発表した。
同ブランドからは、「AREZ Strix Radeon RX 580 TOP edition」や、「AREZ Strix Radeon RX VEGA64 OC Edition」など、AMDのRadeon搭載ビデオカードが発売されている。
製品仕様を見ると、コアクロックやメモリ容量といった部分や、防塵ファン搭載、Aura Sync対応など、同社のゲーミングブランド「Republic of Gamers(ROG)」から発売されていた製品と同一のものと見られるが、映像出力の個数が異なるといった違いがある。
直近では、同業他社であるMSIが「Gaming X」ブランドのRadeonカードをラインナップから削除しているほか、GIGABYTEでも「AORUS」ブランドで投入していたのとほぼ同一のRadeon製品を、別製品として再投入するといった動きが見られており、それらの事例から、NVIDIAがビデオカードメーカーと協定を結び、既存のゲーミングブランドからRadeonを排除しようとしているのではないかとの報道も一部で囁かれている。
なお、AMDは上記の件に関連しているとみられる声明を発表している(AMD、“反競争的条件”や“ゲーマー税”を非難参照)。