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カシオ、懐かしの“ゲーム内蔵”電卓を現代風に復刻
2018年3月15日 12:21
カシオ計算機株式会社は、電卓にシューティングゲームを搭載した「ゲーム電卓 SL-880」を3月23日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は2,000円前後の見込み。
同社が1980年8月に発売したゲーム電卓1号機の「MG-880」を彷彿とさせる製品。当時は8桁表示で、消費税がなかったこともあり税計算機能がなく、太陽電池も搭載されていなかった。
SL-880では10桁表示となっており、数字の見やすい特大表示を採用。税計算機能はもちろんあり、太陽電池とリチウム電池(CR2016)の2電源、前のキーを放す途中で次のキーを押しても、入力を検知するキーロールオーバー機能などを備えている。
搭載されているゲームは画面の左側に自機、右側に敵という配置になっており、ビーム砲台で攻撃する。攻めてくる敵の数字に合わせてビーム砲の数字を合わせて迎撃するという内容で、[.]キーで数字を設定、[+]キーで発射する。ビーム砲台は3基あるが、侵略されると破壊される。敵を迎撃した位置によって得点が決まり、UFOを落とすと300点入る。
本体サイズは70×118.5×8.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は60g。