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Intel、2.5インチで容量8TBのデータセンター向けNVMe SSD

Intel SSD DC P4510

 米Intelは15日(米国時間)、データセンター向けNVMe SSD「DC P4510」シリーズを発表した。

 Intel製64層TLC 3D NANDにより、2.5インチフォームファクタで最大容量8TBという大容量を実現したSSD。PCIe 3.1x4接続(インターフェイスはU.2)で、プロトコルはNVMe。

 容量は1TB/2TB/4TB/8TBを用意する。1TB/2TBモデルは、2017年8月よりクラウドサービスプロバイダー(CSP)向けに出荷されており、今回、新たに4TB/8TBモデルがCSPおよびチャネル向けに出荷開始となった。

 8TBモデルのおもな仕様は、シーケンシャルリード最大3,200MB/s、同ライト3,000MB/s、ランダムライト620,000IOPS、同ライト139,500IOPS。総書き込み容量は13.88PBで、平均故障間隔(MTBF)は200万時間。厚みは15mmで、重量は139g。

 同社では、Flash Memory Summit 2017にて、1Uラックサーバーに合わせたESDFF(Enterprise & Datacenter SSD Form Factor)の「Ruler(定規)」フォームファクタを提唱しているが、「P4510」シリーズで同フォームファクタを採用したモデルも将来的に投入するほか、「P4511」シリーズとして、M.2フォームファクタの製品も2018年上半期中に投入予定としている。

Rulerフォームファクタ