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Intel、SpectreパッチでのOS再起動問題に対処したSkylake向けファームウェアを提供

 Intelは2月7日(現地時間)、Spectre(Variant 2)向けのファームウェアアップデートにおいて、OSが再起動してしまうという問題を解消したSkylakeプラットフォーム向けの新たなアップデートの開発を完了したことを発表した。

 SpectreはGoogleが発表したCPUの投機実行に関する脆弱性の1つで、Intelではこれに対処したファームウェアをリリースしたものの、同社の特定のプラットフォームでOSが再起動してしまうという問題が発生し、Microsoftがこのマイクロコードを無効化するパッチを提供するなど、混乱を見せていた。

 また、IntelはBroadwellとHaswellで発生していたこの問題について、OEMパートナー向けに近日ベータ版のマイクロコードを提供する予定。

 新ファームウェアはOEMベンダーなどからBIOSアップデートを通して提供される。