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レノボ、液晶回転式のThinkPad X1 Yoga、X380 Yoga、L380 Yoga
2018年2月1日 17:26
レノボ・ジャパン株式会社は、液晶が360度回転する2in1「ThinkPad X1 Yoga(2018年モデル)」、「ThinkPad X380 Yoga」、「ThinkPad L380 Yoga」の3モデルを発売した。2月中旬の出荷を予定している。
いずれも液晶が360度回転し、ラップトップモード、タブレットモード、テントモード、スタンドモードの4つのスタイルで利用できる。フラグシップのThinkPad X1 Yogaは14型、ThinkPad X380 Yogaは13.3型のアッパーミドル、ThinkPad L380 Yogaは13.3型のミドルレンジモデルという位置づけ。
ThinkPad X1 Yoga
ThinkPad X1 Yogaの2018年モデルは、従来と同様タブレット利用時にキートップがフラットになる機構を採用。また、液晶を閉じたさいもキートップが沈み込むようになり、キートップの皮脂が液晶面につくことを防ぐ。
Webカメラ搭載モデルでは、カメラのレンズを物理的にカバーで隠す「ThinkShutter」を採用。セキュリティ面にも配慮。指紋センサーを搭載し、さらにオプションで顔認証用のIRカメラも選択できる。
構成例として「20LD0011JP」は、CPUにCore i5-8250U(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、256GB SSD、1,920×1,080ドット表示/10点タッチ対応14型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別直販価格は271,000円。
インターフェイスは、microSDカードリーダ、Thunderbolt 3×2、USB 3.0×2、HDMI出力、専用Gigabit Ethernetコネクタ(付属アダプタで変換)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約16時間。本体サイズは約333×229×17.05mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.42kg。
ThinkPad X380 Yoga
ThinkPad X380 YogaはX1 Yogaより一回り小さい13.3型液晶を採用したモデル。タブレットモードにすると、キーボード面のフレームが上昇してキーを保護する「Lift'n'Lock」機構を採用。また、机においたさいは足があらわれ、トラックパッドやキーを保護するようになっている。
構成例として「20LH000HJP」は、CPUにCore i5-8250U、メモリ8GB、256GB SSD、1,920×1,080ドット表示対応/10点タッチ対応13.3型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別直販価格は21万円。
インターフェイスは、microSDカードリーダ、Thunderbolt 3、USB 3.0×2、HDMI出力、専用Gigabit Ethernetコネクタ(付属アダプタで変換)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約11.6時間。本体サイズは約313.5×222.2×18.2mm(同)、重量は約1.44kg。
ThinkPad L380 Yoga
ThinkPad L380 Yogaはタブレットモード利用時のキー格納機能を省くことで低価格化したモデル。
構成例として「20M7001QJP」は、CPUにCore i5-8250U、メモリ8GB、256GB SSD、1,920×1,080ドット表示対応/10点タッチ対応13.3型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Proを搭載し、税別直販価格は178,000円。
インターフェイスは、microSDカードリーダ、USB 3.1×2、USB 3.0×2、HDMI出力、専用Gigabit Ethernetコネクタ(付属アダプタで変換)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約11.9時間。本体サイズは約322×224.2×18.8mm(同)、重量は約1.56kg。
L380 Yogaから液晶360度回転機構を省いた「ThinkPad L380」シリーズも用意される。Celeron 3965U(2.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、256GB SSD、1,366×768ドット表示対応13.3型TN液晶などを搭載した仕様で、税別直販価格は113,000円。本体重量は約1.46kg。