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既存キーボードの使い勝手を損なわないエルゴノミクスキーボード「X-Bows」
2017年10月27日 14:47
クラウドファンディングサイトKickstarterにて、メカニカルキーボード「X-Bows」が11月8日まで出資を募っている。目標額は4万カナダドルだが、すでに17万カナダドルの出資を受けている。
キーボード配列の基本となっているQWERTY配列は、上下のキーがズレて配置されているが、もともとはタイプライターのレバーが詰まらないよう設計されたものであり、手首が角度が不自然になってしまい、長時間のタイピングにおいては不快感や手首を痛めることに繋がってしまう。
X-Bowsでは、自然な手首の角度に合わせてキーの配置を設計。指を自然に伸ばした延長にキーが並んでいるため、快適にタイピングが可能だという。
中央にはEnter、Back Space、Shift、Ctrlキーが配置されており、親指で入力させることで、小指の負担を軽減している。
前述のEnterキーなどは従来の位置にも配置されており、基本的なキーの並びもQWERTYに準じているため、慣れるまで入力しにくいということも回避できるとする。
操作に慣れて端のEnterキーなどを使わなくなれば、専用ソフトからマクロキーなどとして機能を変更することもできる。
キースイッチはGateron製のメカニカルスイッチで、赤/青/黒/茶軸を用意する。
キー配列はASCII準拠だが、希望があればそのほかの配列も用意したいという。
接続はUSB Type-Cで、150cmのケーブルが付属する。
現在、日本からは169カナダドル(約1万5千円、送料込)の出資で製品を入手できる。出荷は12月の予定で、興味のある諸兄は出資してみてはいかがだろうか。