ニュース

アイ・オー、無線LAN脆弱性「KRACKs」の同社製品対応状況を公開

アイ・オー、無線LAN脆弱性「KRACKs」の同社製品対応状況を公開

 アイ・オー・データ機器株式会社は、無線LAN暗号化技術WPA2の脆弱性「KRACKs」について、同社製品の調査・対応状況について公開した。

 同社では、対象商品や対策について、特設ページで公開し、現在鋭意調査を進めているとする。

 対象商品を利用しているユーザーは、対策ファームウェアが公開され次第、アップデートするよう告知している。

 対象となる商品はクライアント機能を有した商品(子機や中継機など)だが、ルータモードやアクセスポイントモードで動作させている場合には脆弱性の対象とならない。

 記事執筆時点で影響の可能性があるという商品は以下の通り。なお、下記に記載のないクライアント機能を持つ商品については、現在確認中としている。

製品状況備考
WN-AX2033GR対策ファームウェア準備中ルーターモード(出荷時設定)、APモードでは影響なし。リピーターモード時のみ影響の可能性あり。
WN-AX1167GR対策ファームウェア準備中ルーターモード(出荷時設定)、APモードでは影響なし。リピーターモード時のみ影響の可能性あり。
WN-AX1167GR/V6対策ファームウェア準備中ルーターモード(出荷時設定)、APモードでは影響なし。リピーターモード時のみ影響の可能性あり。
WHG-AC1750A-E対策ファームウェア準備中APモード(出荷時設定)では影響なし。リピーターモード時のみ影響の可能性あり。
WHG-AC1750A対策ファームウェア準備中APモード(出荷時設定)では影響なし。リピーターモード時のみ影響の可能性あり。

 WN-AC1600DGR3/WN-AC1167GR/WN-AC1167R/WN-AC583RK/WN-GX300GR/WN-G300GR/WN-G300R3/WNPR2600G/WNPR1750G/WNPR1167F/WNPR1167G/WHG-AC1750AL/WN-AC583TRK/WN-G300TRW/WN-G300TRK/WN-TR2K/WN-TR2Wについては、脆弱性の影響はないとしている。