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NEC PC、売れ筋の15.6型ノートをゼロから再定義した「LAVIE Note NEXT」
2017年10月17日 14:00
NECパーソナルコンピュータ株式会社(NEC PC)は、売れ筋の15.6型ノートPCラインナップを一新した「LAVIE Note NEXT」シリーズを10月中旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。
ラインナップおよび税別店頭予想価格は、上位の「NX850/JA」が209,800円前後、中位の「NX750/JA」が199,800円前後、下位の「NX550/JA」が179,800円前後の見込み。本体色はグレイスブラックシルバー、グレイスホワイト、グレイスゴールドの3種類が用意される。
同社にとって売れ筋である15.6型モデルは、これまでラウンドフォルムを取り入れたデザインを貫いてきた。しかし今回、万人が使いやすいと感じながらも、もっとエキサイティングなカテゴリにしていきたいとのことで、直線を多く取り入れ、薄さを強調する2トーンカラーのデザインに刷新した。
LAVIE Note NEXTでは「ゼロからノートを再定義した」としており、デザイン、速さ、ユーザー体験を一新。狭額縁ディスプレイを採用することで、従来の「NS750/H」と比較してフットプリントを85%程度となる361×243mm(幅×奥行き)とした。
また、画面以外はキー入力のみに削ぎ落としたシンプルなデザインとし、奥に下がるヒンジやモノトーン印字、電源ボタンの側面化、NECロゴのシンプル化を採用した。
“速さ”では、4コアになった第8世代Coreプロセッサを全面採用するとともに、上位の「NX850/J」ではPCI Express接続のSSDとSATA HDDのデュアル構成、中位の「NX750/J」ではSSHDとし、OSやアプリケーションの起動を高速化した。
ユーザー体験としては、ThinkPadのキーストロークデータを参照し、心地よいタイピングを追求。従来からキートップを支える構造を見直し、ブレを軽減することで打鍵音を半減したという。キートップはUVコーティングを施し、印字の摩耗を防止し、指紋を目立ちにくくした。さらに、右側面手前にWindows Hello対応の指紋センサーを搭載し、すぐにWindowsへログインできるようになった。
3モデルの違いはCPU、メモリとストレージ。NX850/JAは、CPUにCore i7-8550U(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、128GB SSD+1TB HDDを搭載。NX750/JAはNX850/JAからストレージを1TB HDDに変更。一方NX550/JAは、Core i5-8250U(1.6GHz)、メモリ4GB、1TB HDDを搭載する。
そのほかの仕様は共通で、BDドライブ、1,920×1,080ドット表示対応15.6型IPS液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Home、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービスなどを備える。インターフェイスは、SDカードリーダ、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、HDMI出力、92万画素Webカメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、音声入出力などを搭載する。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はNX850/JAが約7.3時間、NX750/JAが約6.3時間、NX550/JAが約6.9時間。本体サイズは361×243×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.3kg。Bluetooth接続のブルーLEDマウスが付属する。