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ASUS、”グループ自撮り”もきれいに撮れる前面デュアルレンズ搭載「ZenFone 4 Selfie Pro」

「ZenFone 4 Selfie Pro」

 ASUS JAPAN株式会社は、前面にデュアルレンズカメラを搭載したAndroidスマートフォン「ZenFone 4 Selfie Pro」を9月23日より発売する。ネイビーブラック、クラシックレッド、サンライトゴールドの3色が用意。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は42,800円前後。

クラシックレッド
サンライトゴールド
ネイビーブラック

 ZenFone 4はシリーズ共通の特徴でデュアルレンズカメラを搭載するが、ZenFone 4 Selfie Proは、その名のとおり自撮り向けのモデルで、前面にデュアルレンズカメラを搭載。前面メインカメラは、1,200万画素、f1.8、サイズ1/2.55インチのソニーIMX362センサーを採用し、薄暗い環境でも明るく鮮明に撮影できるという。また、独自のASUS DuoPixel機能を使うと、2,400万画素相当での撮影ができる。

 もう1つのレンズはメインカメラの約2倍となる120度の画角で、広い風景を入れた自撮りや、グループでの自撮りに好適。また、両方のカメラを組み合わせて撮影するポートレートモード機能を使うと、背景をボケさせた一眼レフカメラのような写真が撮影できる。アプリも自撮り専用の「SelfieMaster」が用意され、写真だけでなく、動画でもワンタッチで美肌化したりできる。前面にもLEDフラッシュを搭載。

 Nano SIMスロットを2基備え(1基はmicroSDカードスロットと排他利用)、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)に対応。いずれもLTE通信が可能(同時LTE通信は不可)。

 これにより、2つの電話番号を利用できるが、独自のZenUI 4.0により、LINEなどの電話番号認証が必要なサービスについて、それぞれの電話番号で認証した2つのアカウントに紐付けけてアプリをインストールできる。そのため、アプリ内でアカウントを切り替えることなく、あるいは1つのアカウントにしか対応しないアプリでも、たとえば個人アカウントと業務アカウントのアプリを切り替えて立ち上げられる。

 おもな仕様は、CPUがQualcomm Snapdragon 625(8コア)、メモリ4GB、ストレージ64GB、1,920×1,080ドット表示対応5.5型AMOLEDディスプレイ、Android 7.1.1を搭載。スピーカーはDTS Headphone:X、ハイレゾに対応する。

両側面

 インターフェイスは、背面1,600万画素カメラ、IEEE 802.11g無線LAN、Bluetooth 4.2、Micro USBなどを搭載。通信対応バンドは、FDD-LTEがB1/3/5/7/8/18/19/26/28、TD-LTEがB38/41、W-CDMAがB1/2/5/6/8/19、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。LTEは2CA(キャリアアグリゲーション)、auのVoLTEに対応。

 本体サイズは74.8×154×6.85mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約147g。バッテリ容量は3,000mAhで、通信時間はモバイル通信時が約12.6時間、Wi-Fi通信時が約13.6時間。