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日本HP、斜め45度筐体の「OMEN X by HP Desktop 900」にCore i9搭載モデル
2017年9月12日 12:54
株式会社日本HPは、斜め45度に傾いた筐体が特徴のゲーミングPC「OMEN X by HP Desktop 900」シリーズに、Skylake-XのCore i9-7900X(3.3GHz)、およびKaby Lake-XのCore i7-7740X(4.3GHz)搭載モデルを追加し、11月中旬より発売する。税別直販価格は前者が598,000円、後者が438,000円。
2016年10月に投入された製品の新モデル。従来はSkylakeのCore i7-6700K(4GHz)であったが、プラットフォームを一新し、Intel X299チップセットを採用することで拡張性を高めた。
上位のCore i7-7900Xモデルは、10コア/20スレッド対応により、複数のリアルタイム処理が重なった場合でも高い性能を実現。GPUも従来はGeForce GTX 1080×2が最大構成であったが、GeForce GTX 1080 Ti×2となり、性能が最大35%向上するとしている。下位モデルでもGeForce GTX 1080 Tiとなった。
筐体は従来と同様、斜め45度配置とすることで吸気性能を高め、GPU/GPU/ストレージ/電源部の4区画を分け、3つの空間を独立させることでお互いの熱の影響を最小限に抑えた。筐体にRGB LEDイルミネーションを内蔵しており、カスタマイズが可能。CPUは水冷式。
そのほかの仕様は、メモリ64GB、ストレージが512GB NVMe M.2 SSD+3TB HDD、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。
インターフェイスは、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Gigabit Ethernet、音声入出力、DisplayPort×3、HDMIなどを備える。本体サイズは約504×406×515mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約25.3kg。