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Imaginationがグループ全体の“身売り”を検討

 英Imagination Technologiesは22日(現地時間)、身売り先探していることを明らかにした。

 Imaginationは、5月4日にMIPSおよびEnsigma事業の売却を発表していたが、この数週間のうちにいくつかの会社から、グループ全体を買収したいという提案があったという。

 同社全体の身売りについて、すでに英国の民間自主機関であるテイクオーバー・パネルと合意を得ている。同社の買収に興味のある企業は、機密保持契約のもと談合が進められることとなる。

 なお、これまでImaginationのGPU IPを採用してきたAppleが、今後自社GPUに移行するという発表を受け、Appleとの現行ライセンスおよびロイヤリティ契約に代わる商業契約について満足のいく進捗が得られなかったImaginationがライセンス契約に基づく紛争解決手続を開始しているが、これは現在も進行中だとしている(関連記事:Imagination、「MIPS」および「Ensigma」事業を売却へ)。