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Qualcomm、“プロセッサ”をやめる。今後は“プラットフォーム”という呼び名に

 米Qualcomm Technologiesは16日(現地時間)、これまで同社がSnapdragonブランドのSoCに使ってきた「Processor」という呼び方を止め、新たに「Platform」に呼び換えると発表した。

 同社は長らく“プロセッサ”という言葉を使ってきたが、ハードウェア、ソフトウェア、サービスなどからなった技術の集まりとも言えるSnapdragonについて、その言葉では不十分という。同SoCは、CPU、GPU、モデム、DSPなど複数の部品で構成されており、昔から慣例的に使われてきた“プロセッサ”では間違った解釈をされかねないと考えたとしている。

 すでにSnapdragon製品ページでは「Snapdragon 835 mobile platform」といった表記が使われているが、メニューなど場所によっては「Mobile Processors」という表記のままになっており、段階的に変わっていくと思われる。