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インテル入ってるランニングシューズを中国企業が開発、約5,000円

 IntelのIoT向けモジュール「Curie」を搭載した“インテル入ってる”ランニングシューズ「90分 Ultra Smartスマートランニングシューズ」が、Xiaomiが開設しているクラウドファウンディングサイトで出資を募っている。

 開発は上海潤米科技有限公司で、出荷は4月15日を予定している。3月9日現在、既に目標の注文数および金額を超えた。1足当たりの価格は299元(日本円で約5,000円未満)だ。

 シューズ内にIntelのIoT向け開発モジュール「Curie」を搭載。Quarkプロセッサを内包し、6軸の加速度センサーなどにより、履いた時の各種データを的確に収集。「Body IQ」ソフトウェアモジュールと組み合わせることで、着用者が履いた時の経路、距離、速度分配、および消費カロリーを算出する。

 見た目こそランニングシューズと言った趣きだが、ウォーキング、ランニング、サイクリング、そして階段上りという4つの運動状態を自動的に検出し、それぞれの運動時間によって運動時間や移動距離、消費カロリーなどを算出。そのデータを、Bluetooth経由で独自開発したスマートフォンアプリに転送して、スマートフォンで閲覧できる。Curieモジュールは1回の充電で約60日間利用できるとしている。

 ランニングシューズとしては初心者向けに作られており、かかと部はエアクッションを搭載し、膝などへの負担を軽減する。また、後部に反光板を備える。カラーバリエーションは、メンズが黒およびブルー、レディース用が黒およびピンク。サイズはメンズが40~45(25~27.5cm)、レディースが35~39(22.5~26.5cm)。