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新ブランド「Legion」でゲーミングに本腰を入れるレノボ

Legion Y520を手にするヴェルディくん

 レノボ・ジャパン株式会社は21日、ゲーミングPC 4製品を発表した。これに合わせて都内で製品の特徴および戦略に関する記者説明会を開催した。

 なお、発表した製品の詳細については、関連記事(レノボ、Kaby Lake搭載のゲーミングノート「Legion Y520」レノボ、キューブ型ゲーミングPCをKaby Lakeに刷新)も合わせて参照されたい。

 冒頭では、同社コンシューマ製品事業部 プロダクトマネージャーの藤井宏明氏が、新しい「Legion」ブランドを導入した背景について説明。

 同社はこれまでゲーミングPCに「Y」を冠してきたが、世界を含む多くのユーザーから「Yでゲームを連想しにくい」というフィードバックを多く受け、変更することを決定。Legionは、軍隊や軍団と言った“戦う集団”をイメージしやすく、チームで戦うeSportsゲーミングを連想しやすいことから採用したという。

新しいLegionブランド

 ちなみに現時点では、同社のコンシューマ製品には3桁の数字が製品名が付くが、1桁目(百の位)がグレードを表し、数字が高ければ高いほど上位になる。ゲーミングラインナップで言うと、9がフラグシップ、7がプレミアム、5がスタンダードという位置付けだ。2桁目(十の位)は世代を表し、1がSkylake搭載、2がKaby Lakeとなる。

 藤井氏によれば、この“2”の世代よりLegionブランドに順次置き換えていくという。例えば今回、ノートPCとして15.6型の「Legion Y520」と、17.3型の「ideapad Y910」の2製品が用意されているが、LegionとなったのはY520のみとなっている。しかしデスクトップの「ideacentre Y720 Cube」では“2”になっているもののLegionになっておらず、早くも戦略のブレが見えるのも事実ではある。

デスクトップのラインナップ
ノートのラインナップ

 もっとも、同社にとってこれまで細々とやっていたゲーミングラインナップを、デスクトップ4機種、ノート3機種に広げ、本腰を入れる姿勢を見せたのも確か。PCとしてもゲームにコミットしており、2月8日に発表した「ideacentre AIO Y910」は、剛性の高い電源をスタンドとした独特の構造で、通常版のGeForce GTX 1080や65Wの高性能CPUの搭載を可能とした。また、ネットワークの優先度を変更できるツールや、ゲーム中にWindowsキーを無効にするツールを搭載している。

 フラグシップのY910では、VRを実現するGeForce GTX 1070の搭載をはじめ、Killer LAN/無線LAN、マクロキー、オーバークロック機能、独自のRGB LEDバックライト付きメカニカルキーボードといった、他社のゲーミング製品と拮抗するだけのスペックや特徴を備えていることからも、その本腰の入れ方が伺える。

ideacentre AIO Y910の特徴
Killer LANの搭載
ideacentre AIO Y910では、高い剛性の電源をスタンドとすることで、一般的なデスクトップPCの部品を搭載可能とした。
ノート製品を説明した同社 コンシューマ製品事業部 ノートブック製品担当の三島達夫氏
Legion Y520の特徴
ユーティリティ「Lenovo Nerve Sense」を搭載し、冷却の設定やネットワークの優先設定などが可能
USB 3.0 Type-Cの搭載も特徴
ideapad Y910(スライドのLegionはTypo)
オーバークロック機能やPCI Express SSDのRAID 0構成、Killer LANの搭載などが特徴
独自のメカニカルスイッチを採用
マクロキーは「Lenovo Magic Y Key」で設定可能
オーバークロック機能などを搭載した「Lenovo Nerve Center」

 また、同社は日本国内eスポーツリーグにも総力を挙げてサポートするとし、発表会では2016年下期よりスポンサー提供を開始している東京ヴェルディ eスポーツチームについても紹介。同チームのメンバーは「我々は結果を残すのが重要であるが、レノボのPCは、スリムでかつコンパクトで、安定動作をしており、我々にとって欠かせない重要な練習を下支えしている」とコメントした。

日本eスポーツリーグ代表の筧誠一郎氏
日本eスポーツリーグの組織体制づくり
日本eスポーツリーグのチーム
レノボがスポンサーしている東京ヴェルディのeスポーツチーム
overwatch部門で完全勝利を果たした
新ブランドのLegion Y420
キーボード。タッチパッドの形状が特徴的だ
スピーカーの形も印象的
右側面のインターフェイス。USB 3.0 Type-C、SDカードスロット、USB 3.0×2、HDMI出力を備える
本体左側面。DC IN、Gigabit Ethernet、USB 2.0、音声入出力を搭載
フラグシップのideapad Y910
キーボードはRGB LEDバックライト付き
独特のメカニカルスイッチで、深さがある
パームレストはレザー調で、滑り止め効果が高い
オーバークロックボタンとマクロボタン。この位置だとゲーム中に誤操作が起きるかもしれない
右側面。SDカードスロット、音声入出力、USB 3.0×2を搭載
左側面。DC IN、DisplayPort、HDMI出力、Gigabit Ethernet、Thunderbolt 3、USB 3.0×2を備える
本体天板
2月8日発表の「ideacentre AIO Y910」
本体背面
本体内部。3.5インチHDDやGeForce GTX 1080など、デスクトップ用のパーツを搭載する
剛性の高い電源をスタンドにした。80 PLUS PLATINUM認証の高効率電源だ
ideacentre Y720 Cube
本体上部
本体背面
ideacentre Y900 Razer Edition(参考展示)
ツールレスで、後方を押すだけでサイドパネルが開く
本体内部