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MSI、ゲーミングノートなど第7世代Coreプロセッサ+GeForce GTX 10シリーズ搭載製品35モデル

~バックパックPCや円筒形PCもKaby Lake搭載に

GT72VR Dominator Pro

 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、都内にて製品発表会を開催し、ゲーミングノートおよびゲーミングPC 35製品を、1月20日より発売すると発表した。予約受付は1月7日より開始予定で、価格はオープンプライス。

 MSIでは、2017年のコンセプトとして、CPU市場のリーダーであるIntel、GPU市場をリードするNVIDIA、ゲーミング市場をリードするMSIの3社を掛け合わせた「Best Meets Best, Reach New Heights」を掲げており、日本では「三強壱体 未踏の高みへ」として訴求していく。

 今回投入される製品は、全てKaby Lakeアーキテクチャ採用の第7世代Coreプロセッサ+Pascalアーキテクチャ採用のGeForce GTX 10シリーズという構成。前モデルからCPUが更新されたことで、X.264やCINEBENCH R15だけでなく、Steam VR、3DMark 11、VRMarkなどでも10%前後のスコア向上を果たしているという。

 また、4日発表のノートPC用GeForce GTX 1050 Ti搭載製品では、「MSI Dragon Center」によるオーバークロック(以下OC)により3DMark 11(Performance)で10,000を記録し、前世代のハイエンドGPUであったGeForce GTX 970M(スコア9,400)を超え、GeForce GTX 1050も、同8,400とGeForce GTX 965Mを上回るスコアを記録したという。

Best Meats Best -Reach New Hights-
三強壱体 未踏の高みへ
三強壱体
第7世代Coreプロセッサ
VRMark
Steam VR
X.264
3DMark
CINEBENCH R15
Core i7-7700HQ+GeForce GTX 1050 Ti
35モデルを展開

 同時に「MSIゲーミング」ロゴも刷新され、筐体エンブレムもCorningのGorilla Glassを採用。マスコットキャラクターのラッキーもデザインが変更された。

ロゴ刷新
筐体ロゴもCorning製Gorilla Glassで保護
マスコットキャラクター「ラッキー」もデザイン変更

 フラッグシップモデルの「GT83VR Titan SLI」は、GeForce GTX 1080をSLI構成で搭載した18.4型ゲーミングノートPC。

 特徴的なメカニカルスイッチキーボードには、新たにCherry MX SPEED Silverスイッチを採用し、よりゲームに適した高速な応答性を実現。またRGB LEDを搭載するため、Steel Series Engine 3により色や発光パターンなどを設定可能となった。

GT83VR Titan SLI
独自の冷却システム
3次元構造でファン3基、ヒートパイプは15本に
キーボードにはCherry MX SPEED Silverスイッチ(銀軸)を採用
アクチュエーションポイントを浅く設定し高速応答性能を実現
速さ=勝利
RGB LED搭載で任意の色に設定可能
多数の付加価値を備えた製品

 「GT62VR Dominator」シリーズは、今回が日本初投入となる15.6型ゲーミングノートPC。チップレベルではなくシステムレベルでの冷却を考慮した「Cooler Boost 4」など、17.3型の「GT72VR」相当の性能や機能を凝縮した製品であるとする。

 主な仕様は、15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶(sRGBカバー率100%)、Core i7-7700HQ(4コア、2.8GHz)、GeForce GTX 1070(8GB GDDR5)、DDR4-2133 8GB×2、256GB NVMe SSD、1TB HDD、Windows 10 Homeを搭載。

 本体サイズは390×266×39.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.94kg。

Cooler Boost 4
GT72VRの相当の機能を搭載
仕様とインターフェイス

 既報の通りCES 2017でも展示されていた、ミドルレンジの「GE62/72」シリーズもCPUとGPUが更新され、17.3型のGE72では、ミドルレンジながら120Hz駆動の液晶ディスプレイを搭載した。

 GE72の主な仕様は、17.3型120Hz駆動フルHD液晶(NTSCカバー率94%)、Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050 Ti/GeForce GTX 1050、DDR4-2400 8GB/8GB×2、128GB SSD、1TB HDD、Windows 10 Homeを搭載。

 本体サイズは419×287×32mm(同)。

 「GP62MVR Apache Pro」はVR入門モデルとして位置付けられた15.6型の製品で、入門モデルながらCore i7-7700HQ、「VR-Ready」なGeForce GTX 1060を搭載。

 主な仕様は、15.6型フルHD液晶、Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060(3GB GDDR5)、DDR4-2400 8GB×2、256GB NVMe SSD、1TB HDDを搭載。

 本体サイズは383×287×29mm(同)。

 「GL62M」はゲーミングPC入門モデルながら、Core i7-7700HQ、Geforce GTX 1050を搭載した15.6型の製品となっている。

 そのほか、17.3/15.6型の「GS73/63 Stealth Pro」、14型の「GS43VR Phantom Pro」、17.3/15.6型の「GS73/63 Stealth Pro」、17.3/15.6型の「GP72/62 Leopard Pro」、17.3/15.6型の「GL72/62」、円筒形デスクトップPCの「Vortex G65VR」などが発売される。

GEシリーズ
GE62
GE72
GP62MVR
主な仕様
GL62M
GeForce GTX 1050搭載モデル

 バックパックPCの先駆けとなった「VR One」も、第7世代CoreプロセッサとGeForce GTX 1070搭載へと更新。バッテリ4台を同時に充電できる、別売のバッテリチャージャーも販売開始される予定。

 GT83/73およびGS73/63/43ではESS製Sabre DACを搭載し、ゲーミングノートとしては世界初というHi-Res Audio(ハイレゾ)認証を取得するなど、音響面での優位性もアピール。音響拡張技術のNahimicもVRに対応しており、真のVR体験を音響面からもサポートするとした。

VR One
バッテリチャージャーが登場
Intelも開発段階から関わっている製品
NVIDIAも推奨
Valveもお墨付き
エンターテイメント業界でも採用
自動車業界にも
3Dサウンドを実現する「NahimicVR」
ESS製Sabre DACを搭載しHigh-Res Audio認証を取得
出荷前テストを実施
圧力テスト
振動テスト
衝撃テスト
落下テスト
IOポート抜き挿しテスト
ディスプレイ開閉テスト
キーボード耐久性テスト
キーボード印字工程
キーボードバックライトテスト
サラウンド音声品質テスト
TrueColorキャリブレーション
環境負荷テスト
GT62VR Dominator Pro
GS73VR Stealth Pro
GS63VR Stealth Pro
側面。15.6型で17.7mm厚、約1.8kgの薄型軽量
GS43VR Phantom Pro
GE72 Apache Pro
GE62 Apache Pro
Vortex G65VR