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WD Blue/GreenブランドのSSDが国内発売

~サクッとベンチも取ってみた

WD BlueブランドのSSD

 ウエスタンデジタルジャパン株式会社は、「WD Blue」および「WD Green」ブランドSSDの国内販売を発表した。

 既報の通り、WD Blue/GreenブランドのSSDは、米Western Digitalが10月11日(現地時間)に発表しており、国内での発表は今回が初となる。WD Blue SSDは10月下旬に、WD Green SSDは11月下旬より販売され、価格はオープンプライス。

 WD Blue/Greenは同社がHDDでも展開しているブランドだが、SSDもその製品群に加わることになる。フォームファクタはM.2 2280と2.5インチの2種類を用意。両方ともインターフェイスはSATA 6Gbpsが使われる。容量はWD Blue SSDが1TB/500GB/250GB、WD Green SSDは240GB/120GBをラインナップする。

 WD Blue SSDは性能を重視するユーザーに向けた製品となり、最大400TBの総書き込みに耐える耐久性を備える。一方のWD Green SSDはエントリー向けで、高性能を要求しない日々の作業に適した製品となっている。

WD Blue SSD M.2
WD Blue SSD 2.5インチ
WD Blue Green

 主な仕様と価格は下表の通り。なお、WD Blueの価格はアマゾンジャパンでの販売価格を掲載している。

【表1】WD Blue SSDのスペック
1TB500GB250GB
シーケンシャルリード545MB/s540MB/s
シーケンシャルライト525MB/s500MB/s
ランダムリード100,000IOPS97,000IOPS
ランダムライト80,000IOPS79,000IOPS
TBW(総書き込み容量)400TB200TB100TB
MTTF(平均故障間隔)175万時間
アマゾン価格(M.2/2.5インチ)33,980/32,980円17,980/16,980円10,580/8,980円
【表2】WD Green SSDのスペック
240GB120GB
シーケンシャルリード540MB/s
シーケンシャルライト465MB/s430MB/s
ランダムリード37,000IOPS37,000IOPS
ランダムライト68,000IOPS63,000IOPS
TBW(総書き込み容量)80TB40TB
MTTF(平均故障間隔)175万時間
価格未定

 PC Watchでは先にWD Blue SSDのM.2 500GBと、SATAの1TB/500GB品を試用する機会を得たので、以下にベンチマークを掲載している。

WD Blue SSD M.2 500GB
WD Blue SSD 2.5インチ 1TB
WD Blue SSD 2.5インチ 500GB

 いずれのモデルもインターフェイスはSATAのため、ほとんど変わらない結果となっている。