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Microsoft、Excelで地図が使えるようになるOffice 365アップデート

 米Microsoftは9月26日(現地時間)、今後予定されているOffice 365の各種アップデートについて発表した。

 1つ目がWordおよびOutlookにおける“Tap”機能。リボンからアクセスできるこの機能は、現在編集中のドキュメントを開いたまま、企業内で共有されいてるファイルを右ペインで閲覧でき、その中から必要な部分を抜き出してコピー&ペーストできる。この機能はOffice 365 Business Premium/Enterprise E3/E5向けに提供される。

 プレゼンテーションツールであるPowerPointおよびSwayでは、新しいプレゼンを作成する際に、キーワードからテーマを検索し、検索結果から予め用意されたテンプレートから作成を開始できる「QuickStarter」を実装した。

 またPowerPointでは、1ステップで箇条書きなどを整理して美しく見せる「Designer」機能を強化し、プロフェッショナルデザインオプションを追加。将来的にタイムラインといったデザインも追加される。上記の2機能はいずれもWindowsのデスクトップ版とOffice 365では既に利用可能。Mac版は近日中に実装される。

 Excelでは、Bing Mapsのデータを利用し、数ステップで数値データを地図上に反映でき、地域ごとの分布などを容易にビジュアライズ化できるようになった。このアップデートは2016年末のアップデートで提供される予定。

 このほか、セキュリティやコンプライアンス強化に対応する機能強化や、SharePointおよびYammerなどのコラボレーション機能などについても強化される。