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“歩きスマホ”しなくて済む? Pokémon GO対応のメガネ型AR HMDが国内発売

ORA-2

 ヴェルテは、ポケモンを集める人気アプリ「Pokémon GO」に対応した米Optinvent製AR(拡張現実)ヘッドマウントディスプレイ「ORA-2」を発売する。直営店による完全予約販売となり、早期購入者は122,800円の割引価格で入手可能。9月1日以降は142,800円となる。出荷開始は10月末より。

 ORA-2はKickstarterに登場し、10万ドルの資金を集めて製品化された「ORA-1」の後継モデルで、世界初のPokémon GO対応ARヘッドマウントディスプレイで、Android AOSP(Android Open Source Project) 4.4.2を搭載。Webサイトに詳細な説明がなく、不明な点が多いがPokémon GOをプレイでき、“歩きスマホ”による危険性などを軽減できるとしている。

 本体は両耳にかけるメガネ型になっており、メガネをしていても装着可能。右レンズ側に500万画素のカメラを実装するほか、トラックパッドを備えており、この部分を使用して操作するようだが、Pokémon GOをフルに操作できるかは不明。

 IEEE 802.11n無線LAN、Bluetoothといった無線機能を装備し、バッテリ容量は1,200mAh。Micro USBケーブルにより充電を行なう。

 主な仕様は、ディスプレイの画面比が16:9、解像度は42ピクセル(126セパレートRGB)、画面サイズは4m先に61型相当の大きさ。輝度は3,000cd/平方m。ジャイロ/加速度/コンパスといった9軸センサーを搭載。そのほか、イヤフォン、マイクも備える。

 本体重量は90g。

ORA-2の紹介動画