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日本HP、バッテリで駆動するモバイルインクジェット複合機

~従来から2倍高速化

HP OfficeJet 250 Mobile AiO

 株式会社日本HPは、バッテリで駆動し外出先でも利用できるモバイルインクジェット複合機「HP OfficeJet 250 Mobile AiO」を9月下旬に発売する。税別直販価格は34,800円。

 印刷/スキャン/コピーが可能な複合機で、「HP OfficeJet 150 Mobile AiO」の後継機種に当たり、印刷速度が2倍高速化した。オプションのバッテリにより、最大500枚まで外出先でも印刷できる。また、新たに無線LANを搭載し、Wi-Fi Directの対応によりノートPCやタブレットといったモバイル端末の印刷を容易とした。

 ACアダプタおよび着脱式のバッテリは本体内に内蔵するデザインで、USBによる充電にも対応する(1A出力が必要、充電時は印刷不可)。

 プリンタ部の主な仕様は、解像度がモノクロ1,200×1,200dpi、カラー4,800×1,200dpi、印刷速度がモノクロ約10ppm(バッテリ時は約9ppm)、カラー約7ppm(同6ppm)、対応用紙がA4~B5、L判、はがきなど。普通紙50枚給紙に対応する。

 スキャナ部の主な仕様は、解像度が600×600dpi、階調がモノクロ8bit/カラー24bit、スキャン速度が200dpi時モノクロで8ipm/カラー3.6ipm。10枚給紙可能なADFを備える。

 インターフェイスはUSB 2.0、ホストUSB、IEEE 802.11n対応無線LANを備える。本体サイズは380.2×198.3×91.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.96kg(バッテリ装着時は3.06kg)。