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Apple、MacでもHey! Siriできる「macOSパブリックベータ」がリリース

~iPhone向けのiOS 10ベータも同時配布

 Appleは8日、Mac向け次期OS「macOS Sierra」およびiPhone向け次期OS「iOS 10」のパブリックベータの配布を開始した。

 「Apple Beta Software Program」のページよりベータテストの参加に同意すればダウンロードできる。

 macOSは従来の「OS X」の呼称から、iOSやwatchOSなどと同じように“OS”の頭に種別文字を配置して改名したMac向けのOS。同社のほかのOSと命名規則が統一されるようになった。

 macOSではiOSでお馴染みのパーソナルアシスタント「Siri」を利用できるようになることに加え、Apple Watchを使ったにロック解除機能の「Auto Unlock」や、ライブラリの写真の中からベストショットを見つけ出す「メモリー」、iPhoneでコピーしたファイルやテキストなどをMac上にペーストする「ユニバーサルクリップボード」、各端末のデスクトップ/書類フォルダの内容をiCloud Drive上で統一して管理できる機能などを搭載。

 iOS 10では「メッセージ」で手書き文字が送れるようになったほか、「マップ」による交通機関の経路検索など、さまざまな新機能を搭載した。

 両OSは今秋登場予定。