西川和久の不定期コラム
13.4型の大画面が気持ちいい。付属品豊富でPCのように使える「OSCAL Pad 200」
2026年1月26日 06:02
2026年1月上旬に開催されたCESでは最新鋭のデバイスが多く展示されているようだが、今回はSoC的に最新ではないものの、手頃な価格で購入可能なAndroidタブレットが編集部から送られて来たので、試用レポートをお届けしたい。
13.4型の大きなパネルにSIMスロット2基、そして付属品が豊富なAndroidタブレット!
去年(2025年)4月に14型と巨大なAndroidタブレットをご紹介したが、今回もAndroidタブレットとしては大きめの13.4型。同じサイズでもノートPCなら、特になんとも思わないが、タブレットだと「大きい!」っと思ってしまうのは不思議なことだ(笑)。
Blackviewは元々タフネス系のスマホやタブレットなどを多く扱っているが、このOSCALはサブブランドで、タフネスではない普通のデバイスを多く扱っている(タフネス系もある)。メインとの競合は少なめなので、これはありな戦略といえるだろう。
今回ご紹介するOSCAL「Pad 200」は、上記の通り13.4型と大きなパネル、SIMスロット×2、豊富な付属品……そして安価が特徴的なAndroidタブレットとなる。主な仕様は以下の通り。
| OSCAL「Pad 200」の仕様 | |
|---|---|
| SoC | Octa-core Unisoc Tiger T7280、Cortex-A75×2(2.2GHz)+Cortex-A55×6(1.8GHz)、GPUにMali-G57を内包 |
| メモリ | 6GB(到着したサンプルは8GB) |
| ストレージ | 128GB+microSDカード |
| OS | Doke PadOS 5.0(Android 16ベース) |
| ディスプレイ | 13.4型IPS式(1,920×1,200ドット)、120Hz、Widevine L1認証 |
| ネットワーク | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 |
| SIM | 2スロット(うち1つはmicroSDカードと排他) |
| 対応バンド帯 | 2G: 850/900/1,800/1,900MHz 3G: B1/B8 4G: B1/B3/B7/B8/B19/B20/B28A/B28B/B40/B41 |
| インターフェイス | USB Type-C、ステレオスピーカー、3.5mm音声入出力 |
| カメラ | 前面: 800万画素/背面:1,600万画素 |
| GPS | GPS+GLONASS+Galileo+Beidou |
| バッテリ/駆動時間 | 8,300mAh/4.5 hrs Game、25 hrs Calling、5 hrs Video、23 hrs Music |
| サイズ/重量 | 309.41×201.49×7.9mm/750g |
| 付属品 | ケース、Bluetoothキーボード、ACアダプタ、パッシブペン、イジェクトピン、ワイヤードイヤフォン、Bluetoothマウス、Type-A/Type-Cケーブル |
| カラーバリエーション | Space Grey、Glacier Blue |
| 実売価格 | 128GB: 2万8,900円(ページ上クーポンおよびクーポンコードJKS9MQC5適用)、256GB: 2万9,555円(ページ上クーポンおよびクーポンコード84NHR3M6適用) |
SoCはオクタコアのUnisoc Tiger T7280。詳細を見ると、Cortex-A75×2(2.2GHz)+Cortex-A55×6(1.8GHz)。GPUにMali-G57を内包する。後述するベンチマークテストの結果から、Snapdragon 685に近い感じで、爆速ではないものの、普段使いには問題ないパフォーマンス。
メモリは標準で6GBとなっているが、今回到着したサンプルは試作ロットのため8GBだった。ストレージは128GBまたは256GB。OSはAndroid 16ベースのDoke PadOS 5.0となる。
ディスプレイは13.4型IPS式の1,920×1,200ドット。リフレッシュレート120Hz、Widevine L1認証対応。なんといっても13.4型とノートPC並のパネルサイズというのが本機の特徴だろう。
ネットワークは、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0。加えてSIMスロットが2つあり、2G Band: 850/900/1800/1900、3G Band: B1/B8、4G Band: B1/B3/B7/B8/B19/B20/B28A/B28B/B40/B41に対応。ネットはもちろん通話もできる。
カメラは前面が800万画素/背面が1,600万画素。そのほかのインターフェイスは、USB Type-C、ステレオスピーカー、3.5mm音声入出力。またSIMスロット1つと排他になるが、microSDカードも使用可能だ。GPS+GLONASS+Galileo+Beidouにも対応する。
カラーバリエーションは、Space Grey、Glacier Blueの2色。バッテリは8,300mAh。サイズ309.41×201.49×7.9mm、重量は750gとなっている。
付属品がケース、Bluetoothキーボード、ACアダプタ、パッシブペン、イジェクトピン、ワイヤードイヤフォン、Bluetoothマウス、USB Type-A/Type-Cケーブル……と、豊富なのも特徴だ。
価格はストレージ128GBで2万8,900円、256GBで2万9,555円(いずれもページ上のクーポンとレジで使えるクーポンコード適用後の価格)。タブレットとしては大きめなパネル、豊富な付属品、SIM対応。それでこの値段であればコストパフォーマンスは高いといえるのではないだろうか!?
手元に届いたのはSpace Grey。筐体はご覧のように普通のタブレットだ。高級感はないものの、といってチープな感じでもない。重量は実測で716g。ケースが単体で339g。合わせると1kgを超えるため、装着したまま持つと結構重い。
前面はフチ上中央に前面カメラ。背面は右上に背面カメラ。左側面に電源ボタン、3.5mm音声入出力、SIM/microSDスロット、USB Type-C。下側面にステレオスピーカー、上側面に音量±ボタンを配置。
付属品はご覧のように豊富で、ケース、キーボード、SIM用イジェクトピン、イヤフォン(ケーブルあり)、Type-A/Type-Cケーブル、ACアダプタ、パッシブペン、マウス。扉の写真はほぼすべて集めた(-ACアダプタ、イジェクトピン、USBケーブル)状態だが、これだけのものが購入時にすべて揃っているのはある意味面白い。
13.4型のパネルは、明るさ、コントラスト、視野角……価格を考えると良好。リフレッシュレートは120Hzなのでスクロールなどもスムーズ。ただし発色は(仕方ないが)安っぽい。筆者は普段OLED 27型やMacBook Pro 14など、高品位なパネルばかりを見ているせいかもしれないが、もっと黒は締まってほしいし、発色も忠実かつ鮮やかになってほしいと思うのは欲張りか!?
前面カメラは試したところ、オートホワイトバランスが少しブルーに転ぶ。背面カメラは作例を掲載したので参考にしてほしいが、マクロ的に結構近づくことができるのが印象的だ。発色もそこそこ行けてる感じだ。
サウンドは下側面にスピーカーがあるのみなので、縦位置でのステレオ再生には未対応。できれば4スピーカーほしいところ。手で持って聴くとシャリシャリ音なのだが、付属のケースでスタンドにした状態だと、机などに音が反射しバランスが良くなる。パワーはこのクラスなら十分だろう。
季節柄もあるだろうが発熱は試用した範囲だと特に気にならなかった。いずれにしても持ってて「熱い!」と思うことはなさそうだ。
Android 16をベースにしたDokeOS 5.0搭載
初期起動時、ホーム画面は2画面。上から下のスワイプで通知パネル/クイックアクセス、下から上のスワイプでアプリ一覧、壁紙長押しで壁紙変更……など、基本操作はAndroidと同じ。
画面キャプチャはジェスチャータイプになっているが、もちろんボタンタイプにもできる。ストレージは128GB中、13.2GBを使用中だ。動画視聴で気になるWidevineはL1認証で、フルHDコンテンツの再生も問題なし。
モバイルネットワークは、手持ちのSIMの関係上、データオンリーで通話は試せなかったものの、接続OK。APNはいろいろ入っており、基本選ぶだけなのだが、設定内容が間違っていて編集する必要があった。
具体的にはOCNだ。OCNには、endpointがlte-d.ocn.ne.jp(旧契約)とocn.ne.jpの2種類あり、それぞれパスワードなども異なる。筆者は前者なのだが、見るとことごとく違っていた(笑)。後者も同様だ。つながらない時はプリセットとはいえ、設定を確認するのがベターだろう。
インストール済のアプリは、「カメラ」「カレンダー」「システムスチュワード」「ドライブ」「フォト」「マップ」「マルチテックメモ」「メッセージ」「ユーザーのフィードバック」「ワークスペース」「引越しアシスタント」「音声レコーダー」「緊急情報」「検索ハブ」「時計」「設定」「天気予報」「電卓」「電話」「凍結室」「連絡先」「Chrome」「EasyShare」「Files」「FMラジオ」「Gemini」「Gmail」「Google」「Google One」「Google TV」「Hi Doki」「ImageX」「Meet」「Playストア」「Pop Games」「SmartArt」「Soundle」「SparkTube」「Surfine」「VidGen」「WPS Office」「YouTube」「YT Music」。
アプリはGoogle関連以外にWPS Office、Hi Doki、ImageXなどを加えた感じだ。PCモードにも対応しており、付属のキーボードとマウスが生きる。FMラジオは日本の周波数対応だった。
Hi DokiはDeepSeekなどが使えるLLMアプリ。ただしほかのアプリも含め基本お試し版で、本格的に使うには料金が発生する。また縦位置でしか動かないアプリも結構な割合で含まれており、ちょっと残念といったところ。
SoCはSnapdragon 685と同程度だがグラフィックスが少し弱い
ベンチマークテストは設定のパフォーマンスモードをオフにし、簡易式でGeekBench 6と(もうディスコンだが過去との互換性を考慮して)Google Octane 2.0の結果を掲載した。カッコ内はSnapdragon 685を搭載したLAVIE Tab T1 のスコアとなる。シングルコア/マルチコア/Google Octane 2.0はほぼ同じ。ただし、VulkanとOpenCLに関しては低めのスコアとなった。ゲームをするとこの差が出るのかもしれない。
ちなみに先述の通りサンプル機のメモリは8GBだったため、実際の6GBモデルではスコアが異なる可能性があるため、参考程度にされたい。
バッテリ駆動時間は、明るさ、音量ともに50%。Wi-Fi接続でフルHD動画を連続再生したところ約8時間半でバッテリが切れた。仕様上ビデオ再生は5時間。パネルの明るさなどを半分にしている関係もあるだろうか。意外と持った。
以上のようにBlackview OSCAL「Pad 200」は、13.4型パネル/Unisoc Tiger T7280/8GB/128GBを搭載、3万円前後で購入可能なAndroidタブレットだ。SIMにも対応しモバイル通信が可能。パフォーマンスは価格なりとはいえ、普段使いなら十分、オマケでいろいろなものが付属するのもポイントが高い。
少しパネルが大きめのAndroidタブレットを探しているユーザーにおすすめしたい1台だといえよう。









































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