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Macのサードパーティ製ウィジェット!おすすめ15選はこれだ!
2024年2月28日 06:05
アプリを開くことなく、「カレンダー」の予定や「リマインダー」のTo Do、「天気」の予報などのちょっとした情報を素早く確認できるMacの「ウィジェット」。あらかじめMacに搭載されているアプリのウィジェットだけでなく、さまざまなサードパーティ製アプリのウィジェットも積極的に活用して、Macをもっと便利に使いましょう。
macOS Sonomaでは通知センターに加えて、ウィジェットをデスクトップに配置することが可能になりました。これにより通知センターをわざわざ開かなくても、さまざまなアプリの情報をデスクトップ上で素早く確認できます。
デスクトップにウィジェットを配置するには、まず通知センターを開いて[ウィジェットを編集]ボタンをクリックします。するとウィジェットギャラリーが開き、MacにインストールしてあるアプリやiPhoneにインストールされているアプリのウィジェットが表示されます。
好みのアプリとウィジェットサイズを選択したらドラッグ&ドロップするか、ウィジェット左上の[+]ボタンを押せばデスクトップに追加できます。
また、すでに通知センターにウィジェットを登録している場合は通知センターからウィジェットをドラッグ&ドロップしてデスクトップに配置したり、デスクトップを副ボタンクリック([Control]キー+クリックまたは右クリック)してコンテキストメニューを表示し、[ウィジェットを編集]を開くこともできます。
このようにウィジェットの追加は簡単に行なうことができますが、中にはウィジェットギャラリーに用意されているウィジェットだけでは物足りなく感じる人もいるでしょう。そこでおすすめなのが、MacのApp Storeで公開されているサードパーティ製アプリのウィジェットです。
MacのApp Storeで「Widget」などのキーワードで検索すれば実にさまざまなウィジェット(を提供するアプリ)が表示され、Macにインストールして利用することができます。
今回はその中から筆者が特におすすめする15のウィジェットを紹介しますので、気になるものがあったらぜひインストールして試してみてください。
(1)便利なアプリが盛りだくさん!「Lockera Widgets」
月間カレンダーや今日の出来事、イベントまでの残り日数のカウントダウン、経過日数、年の進捗状況、電卓、付箋メモ、To Do、ストレージの残り容量、Wi-Fiデータ使用量など、実にたくさんのウィジェットを提供するのが「Lockera Widgets」です。
アプリをインストールするとウィジェットギャラリーの「Lockera Widgets」にさまざまなウィジェットが登録されているので、好みのウイジェットを選びましょう。
(2)一息つきたいときにパズルはいかが!?「Slide Puzzle Classic Widget」
1つだけ空いたマスを利用して数字の書かれた駒を動かし、目的の配置に並べ替える「スライドパズル(スライディングブロックパズル)」が楽しめます。
ウィジェットは1から15までの駒を利用する「ラージ」と、1から8までの駒を利用する「スモール」の2種類から選択可能。駒を動かすときのスライド音を消せるので、仕事中でもナイショでプレイできます。
(3)システム終了や再起動が実行できる「Fast Shutdown」
ウィジェット上のボタンをクリックするだけで、システム終了や再起動、スリープ、ロック画面へ切り替えできます。メニューから操作するよりも素早く操作を実行したい人におすすめです。
ウィジェットのサイズは3種類用意されており、各操作ボタンだけをシンプルに表示したい場合は「スモール」、操作ボタンの名前を表示したい場合は「ミディアム」、最終起動日時や起動時間、OSバージョンなどの情報も表示したい場合は「ラージ」を使ってみましょう。
(4)“やるべきこと”を1つだけ教えてくれる「One Task」
多くのリマインダー系のウィジェットは、設定したタスクが一覧で表示されます。そのため、タスクが溜まると見分けがつきにくく、何から手をつけていいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこでおすすめなのがこのアプリ。名前の通り、1つのタスクだけが表示されるのでシンプルかつ明快。複数のタスクを設定した場合は、そのタスクを終えたら次のタスクが表示されます。
(5)残り時間や日数をカウントする「Await Cal Events」
設定したイベントまでの残り時間や日数をカウントして教えてくれます。 記念日や予定などの重要なイベントを忘れないようにしたり、楽しみに待ったりするときに使ってみては?
イベントはMacやiPhone、iPadの「カレンダー」アプリから取り組むことができるほか、グループを作成して用途別にカテゴリ分けして管理することも可能です。ラージサイズを選べば、もうすぐ来るイベントも一緒に確認できます。
(6)今夜のお月様の様子が分かる「ムーンカレンダーウィジェット」
今日のムーンフェイス(月齢)をメニューバーから簡単に確認できるアプリです。
ウィジェットも提供されており、現在地を設定するだけで新月や二日月、小望月など月の満ち欠けによる呼び名、月の出や月の入り時刻、月の現在位置を示す高度チャートなどを表示してくれます。
(7)Webページを切り抜いて表示する「Glimpse 2」
「Glimpse 2」はお気に入りのWebページをウィジェットに変換できるアプリです。ニュースサイトや情報サイトなど毎日のようにチェックするWebページがあれば、このアプリを使ってウィジェットとして切り抜き、デスクトップに配置してみましょう。
Webページの内容は指定したリフレッシュレートで更新され、ウィジェットをクリックすればそのサイトに素早くアクセスできます。Webページの内容に応じて、好みのウィジェットサイズを選ぶと良いでしょう。
(8)空気の汚れが一目で分かる「Breathable Air Quality Widget」
指定した地域の空気質指数(AQI)を教えてくれるのが、「Breathable Air Quality Widget」です。
標準の「天気」アプリのウィジェットでもAQIは確認できますが、数値だけなのでピンときません。その点、このアプリのウィジェットならばスケールやカラー、絵文字の表情で空気の様子が一目で分かります。
(9)レートの確認や計算が素早くできる「通貨換算 - 為替レート - 通貨レート」
現在の為替レートに基づいて、通貨の換算を簡単に行なえるアプリです。あらかじめ日本円や米ドル、ユーロなどの通貨を選択しておけば、金額を入力するだけで通貨を換算できます。
また、このアプリでは、現在の為替レートを表示するウィジェットも提供。デスクトップに置いておけば、一目で確認できます。ウィジェット上では通貨換算は行なえませんが、ウィジェットをクリックするとすぐにアプリを起動することができます。
(10)いろいろな情報を即参照できる「Gladys」
Macを使っていると、定型文や画像、連絡先、メール、URLなど頻繁に確認・利用したい情報があります。それらをドラッグ&ドロップして登録し、効率良く管理できるのが「Gladys」です。
登録した内容はウィジェット上でも確認できるほか、ウィジェット上の項目を選択することで「Gladys」アプリが開き、クイックルックや開くなどお好みのアクションを実行できます。
(11)ウィジットで文章の記述や管理ができる「Bear - プライベートメモ」
Markdown記法に対応した多機能なテキストエディタとして、ちょっとしたメモから長文の執筆まであらゆるテキスト作成に使われる「Bear」。
特定のメモの内容を表示する「単一メモ」やランダムにメモを表示する「ランダムメモ」、クリックするだけで新規メモの作成画面を起動する「新規メモ」や検索画面を表示する「メモを探す」など、実に多彩なウィジェットが用意されています。
こうした操作はもちろんアプリ上でも可能ですが、ウィジェットを利用することでより効率的に作業を行なえるでしょう。
(12)数値を読み上げてくれる電卓「Desktop Calculator」
Macには「計算機」アプリが標準搭載されていますが、ウィジェットギャラリーを開いても、なぜか「計算機」アプリのウィジェットは見当たりません。
そこでおすすめなのが、ウィジェットも提供されている「Desktop Calculator」です。アプリを立ち上げることなく、ウィジェット上で計算が行なうことができ、押したキーの数字や演算記号、計算結果を音声で読み上げてくれます。
(13)世界中の今の時刻が分かる「Hour - World Clock」
いろいろな国の人とWeb会議をするときに重宝するのが「Hour - World Clock」です。インストールするとメニューバーから世界各地の時刻を素早く確認できます。
また、ウィジェットも提供されており、最大で8カ所の時刻を表示することが可能。標準の「時計」アプリのウィジェットと比べて、数字だけのシンプルな表示なので見やすく感じる人も多いでしょう。
(14)古来からの暦が分かる「今日の暦と天気」
今日の暦や天気に関するさまざまな情報、カレンダーのイベントをメニューバーから素早く確認できるのが「今日の暦と天気」です。
ウィジェットでは、新暦と旧暦、大安や仏滅などの六曜、月齢などを表示されるほか、カレンダーのイベントや気象状況を表示するウィジェットも選べます。