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7つすべて知っている?Mac最新「メッセージ」アプリの新機能を使いこなそう!

 MacやiPhone、iPadを利用しているAppleユーザー同士で、iMessageによってテキストや写真、音声などをやりとりしたり、Appleユーザー以外の人ともSMSやMMSを使ってメッセージを送受信したりできる「メッセージ」アプリ。macOS Sonomaでは、「スワイプして返信」「オーディオメッセージの一時停止や再生速度の変更」「ステッカーでの応答」など、さまざまな新機能が追加されています。ここではその中から特に注目すべき7つの新機能を解説していきます。それぞれしっかりと使い方を理解して、もっと便利に「メッセージ」を使いこなしましょう。

Macでのコミュニケーションに欠かすことのできない「メッセージ」アプリは、macOS Sonomaでさらに進化しました

オーディオメッセージの文字起こしや倍速再生が可能に

 送信または受信したオーディオメッセージは吹き出し内の[再生]ボタンをクリックすると再生できます。しかし、場合によってはオーディオを再生できない環境にいることもあるでしょう。

 そうしたことを踏まえて、macOS Sonomaの「メッセージ」では、オーディオメッセージの吹き出し内にメッセージ内容を自動で文字起こしして表示してくれます。

 また、macOS Sonomaの「メッセージ」では吹き出し内の再生ボタンをクリックすることで、オーディオメッセージの再生速度を1倍速、1.25倍速、1.5倍速、2倍速から選ぶことができます。

 これにより長いオーディオメッセージでも素早く確認することが可能です。

オーディオメッセージの内容は、自動的に文字起こしされて吹き出し内に表示されます。[さらに表示]をクリックすれば続きの内容が確認できます
吹き出し内の再生ボタンを副ボタンクリックすると、再生速度を変更できます。再生速度は1倍速、1.25倍速、1.5倍速、2倍速から選べます

オーディオメッセージの録音が一時停止可能に

 「メッセージ」ではメッセージ入力欄の右側にある[オーディオ録音]ボタンをクリックして音声を録音し、オーディオメッセージとして相手に送信できます。

 これまでは録音開始後に[停止]ボタンを押すと録音が完了してしまいましたが、macOS Sonomaの「メッセージ」では[停止]ボタンを押した際に一時停止状態となります。

 そして、[送信]ボタンの脇に表示された録音時間をクリックすると、録音を再開できます。

メッセージ入力欄の右端にある[オーディオ録音]ボタンをクリックすると、オーディオメッセージの録音がスタートします。[■]ボタンをタップすると録音が停止します
そのまま[再生]ボタンを押すと再生され、[送信]([↑])ボタンをタップすると送信できますが、その横にある録音時間を示す部分をクリックすると録音を再開できます
送信したオーディオメッセージは送信後に2分経過すると送信者側の「メッセージ」画面から削除されてしまいますが、受信者側には残ります。送信者側にも残したい場合は[保持]をクリックしましょう

特定のメッセージに対してスワイプで返信

 macOS Big Sur以降のMacの「メッセージ」では、チャット内の特定のメッセージに対してインライン返信を送信できます。インライン返信をすると新しいスレッドが作成され、会話をより見やすくすることが可能です。

 これまでインライン返信を送る際は、メッセージや添付ファイルの吹き出しをクリックしたまま[返信]を選択する必要がありました。

 しかし、macOS Sonomaの「メッセージ」では、MacでトラックパッドまたはMagic Mouseを利用している場合、メッセージの吹き出しを2本指または1本指で右にスワイプすると素早くインライン返信が行なえます。

従来の「メッセージ」でインライン返信を行なうには、吹き出しをクリックしたり、吹き出しを副ボタンクリック([Control]キー+クリック、または右クリック)してメニューから[返信]を選ぶ必要がありました
macOS Sonomaの「メッセージ」では、吹き出しを右にスワイプするとメッセージ左側に返信の矢印マークが現れ、インライン返信が入力できる状態になります
そのままメッセージを入力して[Return]キーを押せばインライン返信できます。続けて複数のメッセージに返信することもできます
メッセージ送信後「esc」キーを押すと、通常のメッセージ表示画面に戻ります。返信した吹き出しには「×件の返信」と件数が表示され、自分がどのメッセージに対して返信したかが一目で分かります

メッセージの応答にライブステッカーやミー文字、アニ文字が使える

 「メッセージ」には「Tapback」という機能が搭載されており、送られてきたメッセージに対して、グッドのジェスチャーやハートマークのジェスチャーなどで応答を素早く返すことができます。

 macOS Sonomaの「メッセージ」でも引き続きこのTapbackは利用できますが、メッセージの吹き出しを副ボタンクリックして[ステッカーを追加]を選ぶと、新たにライブステッカーやミー文字、アニ文字で応答できます。

メッセージの吹き出しを副ボタンクリックしたら、コンテキストメニューから[ステッカーを追加]を選びましょう。ライブステッカーやミー文字、アニ文字で応答できます

Macでもライブステッカーが利用可能に

 最新のiOS 17やiPadOS 17の「メッセージ」アプリには、iPhoneやiPad内にある写真から自動的に抜き出した被写体をステッカーとして利用できる「ライブステッカー」が新機能として搭載されています。

 写真が「Live Photos」であれば、動きのあるライブステッカーを作成することもできます。

 このライブステッカーは今のところ、macOS Sonomaの「メッセージ」では作成することができませんが、iPhoneやiPadで作成したライブステッカーはiCloud経由で同期されるので、同じApple IDを利用しているMacであれば利用可能です。

 メッセージ入力欄の左側にある[アプリケーション]ボタンから[ステッカー]を選択しましょう。

[アプリケーション]ボタンから[ステッカー]を選択すると、iPhoneやiPadで作成したライブステッカーを選べます

検索フィルタの精度がアップ

 「メッセージ」でたくさんのメッセージをやりとりしているときに役立つのが、ウィンドウ左上に用意された検索フィールドです。

 macOS Sonomaの「メッセージ」では人物やキーワードを使った検索だけでなく、写真やリンクといったコンテンツを検索条件に組み合わせ、今まで以上に高い精度で探しているメッセージを絞り込むことができます。

メッセージの検索では送信元の人物だけでなくリンクや写真、位置情報なども条件にできます。さらにキーワードを組み合わせれば、より精度の高い検索ができます
検索フィールドをクリックするだけでもメッセージ内に含まれるリンクや写真などのコンテンツを一覧できます。ここから探しているメッセージを見つけることもできます

iCloudにメッセージを保管する機能が進化

 「メッセージ」の「設定」には、[“iCloudにメッセージを保管”を有効にする]という項目があります。

 これにチェックを入れて有効にすると、送受信のアカウントやSMS/MMS転送、SMSフィルタなどの設定が同じApple IDを設定しているMacやiPhone、iPad間で同期できます。

 すべてのデバイスでメッセージの設定を統一したいときに使うと便利です。

「メッセージ」メニューから[設定]を選んで[iMessage]タブをクリック。そこにある[“iCloudにメッセージを保管”を有効にする]にチェックを入れましょう