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7つすべて知っている?Mac最新「メッセージ」アプリの新機能を使いこなそう!
2024年1月26日 06:00
MacやiPhone、iPadを利用しているAppleユーザー同士で、iMessageによってテキストや写真、音声などをやりとりしたり、Appleユーザー以外の人ともSMSやMMSを使ってメッセージを送受信したりできる「メッセージ」アプリ。macOS Sonomaでは、「スワイプして返信」「オーディオメッセージの一時停止や再生速度の変更」「ステッカーでの応答」など、さまざまな新機能が追加されています。ここではその中から特に注目すべき7つの新機能を解説していきます。それぞれしっかりと使い方を理解して、もっと便利に「メッセージ」を使いこなしましょう。
オーディオメッセージの文字起こしや倍速再生が可能に
送信または受信したオーディオメッセージは吹き出し内の[再生]ボタンをクリックすると再生できます。しかし、場合によってはオーディオを再生できない環境にいることもあるでしょう。
そうしたことを踏まえて、macOS Sonomaの「メッセージ」では、オーディオメッセージの吹き出し内にメッセージ内容を自動で文字起こしして表示してくれます。
また、macOS Sonomaの「メッセージ」では吹き出し内の再生ボタンをクリックすることで、オーディオメッセージの再生速度を1倍速、1.25倍速、1.5倍速、2倍速から選ぶことができます。
これにより長いオーディオメッセージでも素早く確認することが可能です。
オーディオメッセージの録音が一時停止可能に
「メッセージ」ではメッセージ入力欄の右側にある[オーディオ録音]ボタンをクリックして音声を録音し、オーディオメッセージとして相手に送信できます。
これまでは録音開始後に[停止]ボタンを押すと録音が完了してしまいましたが、macOS Sonomaの「メッセージ」では[停止]ボタンを押した際に一時停止状態となります。
そして、[送信]ボタンの脇に表示された録音時間をクリックすると、録音を再開できます。
特定のメッセージに対してスワイプで返信
macOS Big Sur以降のMacの「メッセージ」では、チャット内の特定のメッセージに対してインライン返信を送信できます。インライン返信をすると新しいスレッドが作成され、会話をより見やすくすることが可能です。
これまでインライン返信を送る際は、メッセージや添付ファイルの吹き出しをクリックしたまま[返信]を選択する必要がありました。
しかし、macOS Sonomaの「メッセージ」では、MacでトラックパッドまたはMagic Mouseを利用している場合、メッセージの吹き出しを2本指または1本指で右にスワイプすると素早くインライン返信が行なえます。
メッセージの応答にライブステッカーやミー文字、アニ文字が使える
「メッセージ」には「Tapback」という機能が搭載されており、送られてきたメッセージに対して、グッドのジェスチャーやハートマークのジェスチャーなどで応答を素早く返すことができます。
macOS Sonomaの「メッセージ」でも引き続きこのTapbackは利用できますが、メッセージの吹き出しを副ボタンクリックして[ステッカーを追加]を選ぶと、新たにライブステッカーやミー文字、アニ文字で応答できます。
Macでもライブステッカーが利用可能に
最新のiOS 17やiPadOS 17の「メッセージ」アプリには、iPhoneやiPad内にある写真から自動的に抜き出した被写体をステッカーとして利用できる「ライブステッカー」が新機能として搭載されています。
写真が「Live Photos」であれば、動きのあるライブステッカーを作成することもできます。
このライブステッカーは今のところ、macOS Sonomaの「メッセージ」では作成することができませんが、iPhoneやiPadで作成したライブステッカーはiCloud経由で同期されるので、同じApple IDを利用しているMacであれば利用可能です。
メッセージ入力欄の左側にある[アプリケーション]ボタンから[ステッカー]を選択しましょう。
検索フィルタの精度がアップ
「メッセージ」でたくさんのメッセージをやりとりしているときに役立つのが、ウィンドウ左上に用意された検索フィールドです。
macOS Sonomaの「メッセージ」では人物やキーワードを使った検索だけでなく、写真やリンクといったコンテンツを検索条件に組み合わせ、今まで以上に高い精度で探しているメッセージを絞り込むことができます。