簡単なのにすごい! Photoshop 1分講座

違う角度で撮られた物の角度を後から合わせる方法

パパ

2023年8月11日 06:07

　今回は遠近法ワープを使い、パースを整える方法を解説していきます。これによって、違う角度で撮られた物の角度を後から合わせられます。

今回はケーキの画像を切り抜いて背景に配置しています。1つだけケーキのパースが違うのでこれを他のケーキと合わせていきます

編集したいレイヤーを選択してメニューバー＞編集＞遠近法ワープを選択します

オプションバーの「レイアウト」が選択されていることを確認し、カンバス上でドラッグしてケーキの面を覆うようにグリッドを作ります

各ポイントをドラッグすることでグリッドは調整することができます

他の面も同じようにドラッグして面を覆うようなグリッドを作ります。この時、別のグリッドのポイントの近くに移動させるとそのピンと結合されます

グリッドで各面を覆ったらオプションバーの「ワープ」を選択します。するとグリッドの表示が変わります

各ポイントをドラッグさせるとケーキが変形されるので形を整えます。

最後にオプションバーの〇で確定すれば完成です。

パパ

映像制作会社などを経て2017年フリーランスとして独立。現在はSNSを中心にPhotoshopの作品メイキング、チュートリアルを投稿している。複数の写真を使い1枚のアート作品を作るフォトマニュピレーションの動画は200万回再生を超え、現在YouTubeのチャンネル登録者数は約11万人、Twitterフォロワーは約6万5千人。また2022年10月からAdobe Community Evangelistとして講師やセミナー、メディア出演、書籍執筆などを通しノンデザイナーやノンプロ向けに「作れる面白さ」を精力的に発信している。Twitterは@StudioT_ppp