シャープ、静電容量方式タッチパネル採用の80型液晶

「PN-L803C」(フロアスタンド「PN-ZS703A」との組み合わせイメージ)

　シャープは静電容量方式タッチパネルを採用した、80型液晶「PN-L803C」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、月産台数は500台。

　PN-L803Cは、同社「BIG PAD」シリーズの最新機種で、同梱のペン先3.5mmのタッチペンと同社独自開発の静電容量方式タッチパネルにより、前モデルの「PN-L802B」と比較して約2分の1となる約15mm角の文字書き込みが可能となるなど、「高感度で高精度を実現」を謳う。また、薄型軽量化と前面のフルフラットデザインにより、横並びでの複数台設置や、縦置き設置で大画面タッチサイネージとして使用するなど、さまざまな設置形態が可能としている。

　最大4人の同時書き込みなどをサポートする「SHARPペンソフト」、無線LAN環境下でモバイル端末と連携し、画面の共有や双方向書き込みを可能にする「タッチディスプレイリンク」や、多数のファイル形式のデータをタッチ操作で使用できる「SHARPタッチビューアー」(別途Webサイトよりダウンロード)など、ミーティング支援ソフトが付属する。

　主な仕様は、画面解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数が約10.6億色、輝度が300cd/平方m、コントラスト比は4,000:1。

　インターフェイスは、映像入力用にDisplayPort、ミニD-Sub15ピン×2、HDMI×3、コンポーネント映像。タッチパネル接続用にUSB 2.0×2。そのほかEthernet端子、DisplayPort出力などを備える。

　本体サイズは約1,850×96×1,072mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約77kg。消費電力は280W。